北半球先進国の多くで流行下降線でほっとしたムードも漂うこの頃、1957年を思い出せ!と警告が出ています。
- 1957年香港インフルエンザのとき、秋口からの流行は一旦おさまり、もうパンデミックは終わったんだという雰囲気が拡がった。
- 12月にはほとんど平常レベルに戻ったが、しかし、冬に再び燃え上がり、2月後半にピークを迎えた。
- このとき、12~1月時点で、終了の笛を吹き、ワクチン接種を一生懸命やらなかった。その結果、冬からの第二波で、多くの犠牲者を出してしまった。
- 1958年のストーリーが再現されるかどうかはわからない。しかし、今、人類はワクチンというものを手にしている。だから、積極的に接種をすすめて歴史を繰り返さないようにすべきである。
さてさて、実際のところ、日本国では、沖縄の現場で新型インフルエンザ受診者が明らかに増えてきている!とあるMLに現場の声が載っていたりします。
日本にとっても、適切なアドバイスかもしれません。
ソースは1月7日付CIDRAP↓
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/swineflu/news/jan0710cdc.html
CDC hopes to prevent repeat of 1958 flu mortality surge