昨晩紹介した1歳半の鳥インフルエンザ ヒト感染症例の別のアラビア語報道に、鶏の飼われ方が載っています。
- 1歳半のケースはKafr Al-Sheikh 出身。
- エジプト都市部では、スラムの屋根の上で鶏が飼われている。
- 農村部では、裏庭で鶏が飼われている。
- 婦人と子供が最も接触機会が多い。
「屋根の上の鶏」については当ブログでも紹介したおぼえがあります。でも、それを書きつつも、管理人の頭に浮かんでいたイメージは、スーダン在勤中に招かれた医師やWHOスタッフ宅の、広い屋上でした。で、どうして子供が上がるのを止めないのだろうと思っていました。
今回、「都市のスラム屋上で」で合点がゆきました。猫の額ほどの所に多産の子供がひしめき、よちよちと鶏の所に行っても目が届かない。そこにイスラムの死生観、「亡くなるのはアラーの神に召されて幸せになるのだ」という観念が加わると、日本の母親とは異なる対応になるのでしょう。
ソースは4月21日付アラビア語紙(トルコ?)↓
http://ar.timeturk.com/news_detail.php?id=15915
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