インフルエンザ ワクチン株のWHO勧告@2017/18シーズン北半球用。3月に発表されていますが、
- For H1N1, an A/Michigan/45/2015-like virus
- For H3N2, an A/Hong Hong/4801/2014-like virus
- For B, Brisbane/60/2008-like virus (Victoria lineage)
- For B, Phuket/3073/2013-like virus,(Yamagata lineage)
ということになりました。
目を引くのがH1N1。カルフォルニア⇒ミシガンと米大陸横断まであと一歩(笑)
H1N1は変異少なく、”新型インフルエンザ騒動”の2009年からずーっと変わらずでしたが、今回発入れ替え。フェレット血清ではカルフォルニアもミシガンも抗原性に大差なかったが、ヒト血清では特に大人でギャップが見られたため・・と説明されています。
【追記】
元ソースは3月時点の記事です。ちょっと気になるのは・・・「Since September 2016, 2009 H1N1 has circulated at very low levels in most parts of the world」という認識にもとづいて検討されていることでしょうか。ミャンマーのH1N1大騒動や、インド発のH1N1洪水報道は、この時点以降の事象であって反映されていないことです。 今シーズンのH1N1、どう展開するのだろうか・・・
WHO swaps H1N1 for 2017-18 flu vaccine, recommends 2 new H7N9 viruses