インフルワクチン接種後にギランバレー症候群とはさんざん報道されてきたところではありますが、否定する報告も。
- 12年間後ろ向き研究@カルフォルニア。
- ギランバレー415例中、発症前6週間以内にワクチン接種受けていたのは25例のみ。
- そのワクチンも肺炎球菌・破傷風・百日咳・チフス・A型肝炎・B型肝炎・ジフテリアと多岐にわたる。
- ワクチン接種とギランバレー発症に関連なしと結論づけ。
この、「インフルエンザワクチン接種したらギランバレー発症」というのは日本ではあまり騒がれず、むしろ欧米でマスコミが騒いだ件です。1976年の豚インフルワクチン接種後にギランバレーかも?と疑惑があり、2009年のH1N1では「嫌ワクチンムード」が英米アングルサクソンの国から欧州いっぱい拡大して、接種命じられた医療従事者が訴訟をおこしたりと場外乱闘もいろいろ発生したものです。
今回の発表で、次回以降は騒動も落ち着いてゆくのでしょうか。
June 27, 2013, 3:28 pm15 Comments
Study Finds No Vaccine Link to Guillain-Barré
By NICHOLAS BAKALAR