インフルエンザワクチンの接種率、端末型電子記録システムを導入するクリニックと対象群のクリニックで有意差とペンシルベニア大の報告。
- 行動経済学のテクニックを応用。
- 電子記録システム( electronic health records )にて、接種対象者にアラームを送り、ワクチンをオーダーするかしないか二択で選ばせる。Yesを選んだら、ただちにクリニックで接種をおこなう。
- このシステム導入群(1クリニック)と非導入コントロールクリニックとで、前者が6%高い接種率を示し、これは相対的に37%増ということになる。(Results showed a 6 percent increase in flu vaccinations in the 2012 to 2013 flu season when the program was introduced compared to clinics that did not use the online alert system. This represents a 37 percent relative increase in flu vaccinations from the previous year:管理人はいまいちこの文章を消化していないのですが、まあ、こういう事だそうです)
要は、(オーダーするかしないか)自分でアクティブに選ばせて、YESの返事をしたら、思い立ったら吉日とばかりに即座に接種という事にすれば接種率が上がるのではとやってみたらそうなったという事のようです。主体的な選択にもってゆくのがみそでしょう。端末にあなたは打ちますか打ちませんかと出てきてハッキリNOと即座に返事をする反ワクチンに洗脳されちゃった人は別として、なんとなく意識しないうち時期を失してしまう人が減れば意味があると思われます。
'Active choice' intervention may boost flu vaccine rates
Researchers discover online reminder may increase flu vaccination rates in United States.