今を去ること33年前、豚インフルワクチンのギランバレーでヤキが回っている米国では、ネット上で極端な書き込みが盛り上がったりしているようです。
しかし、副作用があるのか無いのか、早く見つけようとアクションもいろいろ。
- 新型インフルエンザワクチン接種、数か月で国民の約半数に接種という未曽有の規模。 しばしば尋ねられる質問に「安全だってどうして言えるの?」というものがある。
- 副作用ミニタリング計画。通常のモニタリングに加えて、政府支援プロジェクト用意。
- ハーバードは、保険会社データベース(5千万人カバー)とタイアップし、ワクチン接種後数週間に何らかの受診をしたか、したのならナゼか をリアルタイムで収集。主訴ごとに、ワクチン接種者と未接種者で比較。
- ジョンズホプキンスでは、ワクチン接種者10万人以上にメールを送り、どんな感じか、わざわざ受診するに至らない小さな主訴まで含めて収集。 なんらかの事象が関連していると思われれば、電話かけて聴取。
- CDCでは、副作用に関しどんなことでも連絡できるよう担当組織連絡先を記したカードを配布。
- 新型インフルエンザワクチンは、従来何十年も造られ何億人もにさしたり問題もなく用いられてきた(季節性)ワクチンでレシピを変えただけのものにすぎず、また、これまで数千人に臨床試験おこなってきた範囲では赤信号が灯るようなことは起こっていない。しかしながら、子供や妊婦にこれほど大量に接種するのも初めて。
がっちり監視下の接種、まもなく開幕です。
ソースは9月27日付DailyMe↓
Intense tracking for swine flu shot's side effects
<ABBR class=updated title=2009-09-27T15:27:19-04:00>Sun, Sep 27, 3:27 PM</ABBR>