梅雨入り2日目の尼ン滝(三田市:2023年5月30日)
今年も我が家の庭に、モリアオガエルがやって来た。(家に帰ってからすぐに発見!)
3日ほど前(5月6日頃)に庭の梅の木で、蜘蛛の糸の塊みたいなのを発見! 平だったので作り初めの鳥の巣では無いだろうと判断し、軽く殺虫剤をかけておく。次の日にそこからメジロが飛び立つのを見た。やはりメジロの巣だったか、叩き落さなくてよかったなと思う。(庭にメジロが巣を作るのは、これで3回目。)
(初めての撮影:2023年5月9日)巣材を運んで来た親鳥
親がいなくなった時に、巣を下から撮影。最初は平だった巣がお椀型になり、枯れ草や苔なども少し混ざっている。 これから時々自宅でウォッチング! さてどうなる事やらデスワ。
(2回目の撮影:2023年5月11日)そのご親鳥の姿を見なくなったので、もしかして産卵が始まったのかも?と巣を覗いたら、思った通りに卵があった。産卵し終えたら(現在3個なのであと1~2個か)抱卵に入るだろう。
通り道の側にあるの木なので、その場合巣から50cm位しか離れていない。抱卵中は何かと気を遣ってやらねばならぬので、不便と言えば不便、迷惑と言えば迷惑である。
(3回目の撮影:2023年5月15日)ただいま抱卵中。5月12~13日に抱卵に入ったと思われる。
(撮影日:2023年5月27日)今日の午後、雛を確認する。いつ孵化したのかは不明だが、メジロの抱卵日数は11~12日。それから計算すると、孵化は2~3日前だろう。写真からだと雛は4羽か?
(最後の撮影:2023年5月28日午後2時すぎ)我が家の庭にメジロが巣を作るのは今回で3度目だが、残念ながら失敗に終わった。無事に巣立ったのは、2度目の時の1回だけになる。これまでの我が庭での実績は、巣箱を利用するシジュウカラ、ヤマガラの巣立ち率は100%。巣箱を利用しないメジロの巣立ち率は1/3(33%)。同じくヒヨドリは0/2(0%)。失敗の理由が分かっているのは、大雨による自然災害が1。ネコに襲われたのが1。
エピローグ・・・ 翌29日になってから、親鳥のやって来る気配がしなかった。しばらく様子を見てもやって来ないので、これは変だと思い巣を覗いたら空だった。巣と巣周辺の枝葉、巣の下の地面に全く異常は見られない。この状況から察するに、巣や枝葉に触れず雛を持ち去ったとしか考えられない。自宅付近にはイソヒヨドリが常駐している。カラスにこんな器用な事はできないだろうから、イソヒヨドリが持ち去った可能性が大と考えられる。(メジロちゃんに合唱!)
庭で植物に水を与えていたら、ダイミョウセセリらしきチョウがフラフラ飛んでいる。すぐにミョウガの葉に止まったので、慌ててカメラを取りに行く。ダイミョウセセリ庭では珍客なのである。(2023年5月26日)
カメラを持って庭に戻ったら、珍客の姿はなかった。すると別の珍客がやって来て地面に止まった。別の珍客は我が庭では初めての、ウラギンシジミ。もしこのタイミングでウラギンシジミがやって来なかったら、今日のこの話は最初から無かった事になる。
そんな事でウラギンシジミ(♂)
ウラギンシジミを撮っていると、ダイミョウセセリらしきが戻って来て、近くの葉に止まった。(両チョウとも庭に自生のフタリシズカの葉)
パソコンに画像を取り込んでから気が付いたが、ダイミョウセセリにしては何か変(?)。で手持ちの書籍を見たら、南方系のチョウのクロセセリと判明! クロセセリの食草はミョウガ。我が庭には、昔に食用として植えたミョウガが、放置の状態で今や増え放題。クロセセリの発生源は我が家の庭だったのか!?と、想像だけが膨らむ。
そんな事で発生源かも知れない?、我が家の放置ミョウガ。
これまで庭で見た南方系のチョウは、ムラサキツバメ、クロマダラソテツシジミ、クロコノマチョウ、ナガサキアゲハである。そして南方とは関係ないが、最もレアなチョウはスミナガシかな。
そ・れ・か・ら・・・
ミョウガの葉で、アシナガバチが何かの幼虫を肉団子にしている。とっさにクロセセリの幼虫と思ったので、即アシナガバチを殺す。でもこの行為は正しくなかった様な気がします。何故ならアシナガバチは、ミョウガの害虫を狩る益虫だったからです。ミョウガの葉には、明らかに虫の食痕があった。
目的のトンボには出合えなかったが、ハッチョウトンボが発生していた。(2023年5月25日:MFにて)
ハッチョウトンボ(♂)
ボケたが(♀)
サトキマダラヒカゲ
家に帰ったら、我が庭のメジロまだ抱卵していた。もう孵化していいハズなのに、無精卵なのか?
もう初夏のチョウが出ているのではないかと思い、車に汗かいてもらって近くの山に上る。頂上近くの駐車場に着いて外に出たら、何だか肌寒い。車の寒暖計を見たら、午前11時にして13℃。春のチョウならともかく、この気温だったら初夏のチョウは無理だろう。もう5月も下旬だからと思って、気温の事を考えて無かったのは失敗だった。最近は寒暖差が激しのでやり難い!(2023年5月24日)
頂上の壊れかけたベンチに座っていたら、小型のサナエトンボ1頭が地面に下りた。ここでのサナエトンボは極めて珍しい! というか初めて。撮る前に飛ばれてしまったが、飛んだ時には♀を引っかけていた。それから2~3度止まったので、写真は何枚も撮れた。トンボの名前は、これまでまともな写真が1枚も撮れてなかった、ヒメクロサナエ。
巣作りに勤しむコシアカツバメ
ヒメクロサナエ交尾態
帰りがけに馴染みの川にチョイ寄りすると、多数のアオハダトンボが発生していた。翅の色が青黒いのが♂。
翅の色が濃い茶で、先端近くに白点があるのが♀。
アオハダトンボ♂とニホンカワトンボ♂
運転中に白花のノアザミ(一輪)が目に入ったので、停車して撮る。
最近は出不精になっていたが、外に出たお蔭でヒメクロサナエが撮れた。家に居るとテレビ見ただけで、ほぼ1日が終わってしまう。やはり出れば、たまにはいい事もあるんだなと思う。(逆に悪い事もありうるが~)