一応先のスケジュールが見えてきたのであとは順次それに従って進めていきます。
日記によると6月の下旬ころに小川三夫氏、杉村幸次郎氏、上條勝氏の3人にあとがきを
依頼してました。
今はパソコンがあるのでメールで送っていただけるのでラクですね。
7月の中旬には先に書いた塩野米松氏の「聞き書き」の原稿を預かって校正するために
読ませていただきました。
たぶん碓氷さんにいろいろと質問してその会話を録音したものから原稿に起こされたと思うのですが
今でも覚えているのがその中に出てきた「ヤスラマ」という言葉。
一読した時にはその意味がわからず何度も読んでいるうちにひらめきました。
「安永だ!」
昔碓氷さんが住んでいた与板の地名ですが、これはいくら塩野さんでもわからないでしょう。
碓氷さんもたぶん早口で少しなまって(笑)話しているので悩まれたことと思います。
本来なら碓氷さんがこの原稿をお自分で校正されるのでしょうが、その役を代わりにさせていただきました。
最初は文章と昔撮った写真で作るということでしたが、
今まで作った歴代の鉋のカラー写真と鋼と製作時期がわかる一覧表があるといいですねと提案したら、
「鉋は準備してあるので橘さん撮ってくれないか。」
「ええ~っ!」
今なら少しは写真をかじっていますが、当時はコンパクトデジカメだったので最初は辞退しました。
その後、誰か適任者がいましたとお聞きしても進展がないので結局また大役をお引き受けしました。
日記によると
2009年7月25日(土)に碓氷さん宅の仏間でライトを鴨居に挟んで碓氷さんを助手にして(笑)
次々と撮ったのを思い出しました。
よく見ると桐箱と鉋の位置が少しずつずれていますが、鉋の銘がちゃんと読めるので
まあよく撮ったとほめてください(笑)
なまじ凝らずに機械的にいわゆるカタログ写真で撮ったのが正解でした。
「碓氷鉋製作所代表的な鉋一覧」の資料は奥さんから書いていただきました。
8月上旬に一応すべての記事の校正が終了。
印刷部数は最初1,000部に決めたのですが、足りなくなると思い1,500部くらいに増やしませんかと
奥さんに言ったのですが、残ってしまう心配と費用がかかることなので結局1,200部にしました。
でも後になってみると・・・
現在ではすべて完売してしまい欲しい人がいても在庫が全然ないので
やはり1,500部にしておけばよかったです。
奥さんと追加の増刷も検討したのですが、追加ということになるとかなり割高になるので断念しました。
それがちょっと残念なことでした。
【 つづく 】
日記によると6月の下旬ころに小川三夫氏、杉村幸次郎氏、上條勝氏の3人にあとがきを
依頼してました。
今はパソコンがあるのでメールで送っていただけるのでラクですね。
7月の中旬には先に書いた塩野米松氏の「聞き書き」の原稿を預かって校正するために
読ませていただきました。
たぶん碓氷さんにいろいろと質問してその会話を録音したものから原稿に起こされたと思うのですが
今でも覚えているのがその中に出てきた「ヤスラマ」という言葉。
一読した時にはその意味がわからず何度も読んでいるうちにひらめきました。
「安永だ!」
昔碓氷さんが住んでいた与板の地名ですが、これはいくら塩野さんでもわからないでしょう。
碓氷さんもたぶん早口で少しなまって(笑)話しているので悩まれたことと思います。
本来なら碓氷さんがこの原稿をお自分で校正されるのでしょうが、その役を代わりにさせていただきました。
最初は文章と昔撮った写真で作るということでしたが、
今まで作った歴代の鉋のカラー写真と鋼と製作時期がわかる一覧表があるといいですねと提案したら、
「鉋は準備してあるので橘さん撮ってくれないか。」
「ええ~っ!」
今なら少しは写真をかじっていますが、当時はコンパクトデジカメだったので最初は辞退しました。
その後、誰か適任者がいましたとお聞きしても進展がないので結局また大役をお引き受けしました。
日記によると
2009年7月25日(土)に碓氷さん宅の仏間でライトを鴨居に挟んで碓氷さんを助手にして(笑)
次々と撮ったのを思い出しました。
よく見ると桐箱と鉋の位置が少しずつずれていますが、鉋の銘がちゃんと読めるので
まあよく撮ったとほめてください(笑)
なまじ凝らずに機械的にいわゆるカタログ写真で撮ったのが正解でした。
「碓氷鉋製作所代表的な鉋一覧」の資料は奥さんから書いていただきました。
8月上旬に一応すべての記事の校正が終了。
印刷部数は最初1,000部に決めたのですが、足りなくなると思い1,500部くらいに増やしませんかと
奥さんに言ったのですが、残ってしまう心配と費用がかかることなので結局1,200部にしました。
でも後になってみると・・・
現在ではすべて完売してしまい欲しい人がいても在庫が全然ないので
やはり1,500部にしておけばよかったです。
奥さんと追加の増刷も検討したのですが、追加ということになるとかなり割高になるので断念しました。
それがちょっと残念なことでした。
【 つづく 】
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