山畑で野菜作り

近隣の畑の貸し農園で試行錯誤で野菜作りをしている年金生活者です。

悪い事ばかりではない

2018-09-03 07:51:20 | 日記
貸し農園は水場がない、トイレがない、休憩所が無い、畦道は狭く急坂である、山側の通路に蜂の巣がある、山や木々で日当たりが悪いなど悪い事ばかりのように思えたが、悪いことばかりではない。

周囲が山と防風林に囲まれているので、台風などの暴風が吹いても栽培している野菜に直接風が当たる事は無く台風が通過しても被害は殆ど無い。山畑で排水が良く大雨が降っても畝の間の谷に水が溜まる事は無く畑が完水することも無い。畑は関東ローム層と言われる土が80cm~100cmほどの深さまで積もっており、雨が降っても固まる事は無くサラサラである。畝の間の通路や谷も長い間人が踏み固めると硬くなり、土起こしにはシャベルや重いマンノウが要るがそれ以外は畝の土は硬くならず、軽量4本鍬で簡単に耕す事が出来るので、耕耘が大変楽である。

また、この畑は元がみかん畑であったが市が市民農園を作る時、ブルドーザで100cmほどの深さまで耕耘して、さらに石などを篩い分けたので、深くまで柔らかく、土に小石などが殆ど混じっていないから、天地返しが楽に出来る。

貸し農園は段差があるが段差はコンクリートの壁で区画が区切られており、大雨でも崩れたり流れたりしない。また、土竜の遮断壁にもなっている。借り主は殆ど高齢者なので、話が合う。また殆ど無農薬栽培を心掛けていて、それに協調している。

などなど、この貸し農園にも良い事もある。