自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

タイワンリス

2010-04-05 12:53:23 | 動物
当地のタイワンリスは江の島で飼育されていたものが台風で小屋が壊れ逃げ出し、鎌倉市や横浜市南部で多数繁殖し、生態系を脅かしています。
コゲラ、アオゲラ、エナガなどの鳥の巣を壊して雛や卵を食べたり、樹木の樹皮をはがして食べるので枯れてしまうなどの被害が顕著です。
でもようやく生態系のサイクルにくみこまれつつあり、カラスに捕食されているのを見かけるようになりました。
タイワンリスにはなんの責任もないのですが、自然界では天敵がいないと異常繁殖して生態系を壊してしまいます。
「食うか食われるか」の自然法則が生態系を維持するもっとも単純な原理なのです。
外来種を野生化させることの危険性を周知徹底させると同時に生物学をきちんと教育する必要性を強く感じます。

木の実をみつけて。こんな仕草をみているとかわいいのですが・・・。



おっと、落としちゃった。



たんぽぽの花の前で。大きな尾があたたかそうです。




鳴き声は犬のように「ワンワン、ギャギャ」と大きな声で鳴きます。



ニホンリスとくらべると何倍も大きく、食欲も旺盛で、これでは小鳥たちはかないません。



そんな思いを知ってか知らずか、大きな瞳のさきのは何がみえるのでしょうか?



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キヅタアメリカムシクイⅢ | トップ | 青空に舞う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

動物」カテゴリの最新記事