自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

アフリカオオノガン雄、雌にアピール

2019-05-03 00:00:03 | タンザニア探鳥記
飛べる鳥類の中で最も重く、最大で18kgほどになります。従って襲われる心配がないので、餌取も雌探しも思いのままのようでした。
地面の砂に体をこすりつけ砂浴びをして、体についた虫を取り除きます。巣はサバンナの地面に直接作り、炎天下では卵を体で隠し、直射日光から守ります。
暑さを凌ぐため、喉に空気を頻繁に入れ、体温を調整します。アカシアの樹脂、草、種、昆虫、トカゲ、ネズミを食べます。樹脂を食べることで皮下脂肪は3cmに届くほど厚いです。
雌は2個の卵を産み、抱卵や子育てを担当します。成熟するのに5年ほどかかりますが、ヒナの死亡率はとても高く、死んでしまう雛も多いようです。寿命は30年ほどです。
恋の季節が訪れると、雄はユニークな方法で雌にアピールします。首をふくらませ、白い尾羽を立てて目立たせ、その姿はまるで巨大な綿菓子。さらに、ドンドンドンと太鼓のような低い鳴き声を、草原いっぱいに響かせて、姿の見えない雌に自分の存在をアピールします。
◆ アフリカオオノガン   ノガン目ノガン科  Kori Bustard  128cm  57.3F2  130

白い下尾筒を広げて



喉も膨らませて



向こうにはヌーが



こんな格好までして



正面から見たら目立ちますね



これだけ維持するのも大変



体力要ります



強い雄の証



立ち止まって



この格好



強烈です



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホオアカオナガゴシキドリ | トップ | シロクロゲリ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

タンザニア探鳥記」カテゴリの最新記事