老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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老朽原発うごかすな!ニュース (第14号)2020.09.14

2020-09-17 12:06:39 | 老朽原発うごかすな!大集会 in おおさか
9月6日を 老朽原発廃炉の日に(報告とお礼)→ コチラ

9.6記録映像は → コチラ

賛同いただいた団体・個人 → コチラ

■■お互いのパワーを交換し合い 元気の出る大集会!■■

コロナ禍と猛烈台風10号襲来が重なる悪条件をものともせず、
「老朽原発うごかすな!」を合言葉に全国から続々と大阪うつぼ公園に
仲間が集まってきた。

最初は炎天・灼熱で乾ききった広場には人影がまばらだったが、
開会と同時に周囲の木陰で涼を取っていた沢山の参加者と幟(のぼり)旗が
ドッと広場を埋め尽くし圧巻だった。

ふぇみん大阪の手作りの可愛い旗も見える。
私は「さいなら原発・びわこネットワーク」のブルーののぼり旗を
しっかり握りしめた。

前で青いのぼりを持つのが筆者

司会は二木洋子さん。容赦なく太陽が照りつける特設舞台(車の荷台)の上で
1時間半にもわたり、笑顔で良くとおる声で何十人にも及ぶあいさつ・報告・など
スムーズにテキパキとこなされた。ほんとうにお疲れさま。
どなたかが日除けのため彼女に傘をさしかけていた光景も、
市民の集会らしくて微笑ましかった。

大集会の中身はまさにダイバーシティ(多様性)。
いろいろな団体、運動、立場の人たちが、様々な切り口で
「老朽原発うごかすな!」と熱い言葉で訴えかける。
それぞれの言葉が胸に響き深く伝わってくる。私たちは独りじゃない、
こんなに沢山の闘う仲間がいる。お互いのパワーを交換し合い、
元気が出る大集会になった。

閉会後、御堂筋デモに出発。
滋賀は第1グループで私はバッグを背負い雨傘とのぼり旗を持ち歩き出す。
ふと前を見ると、びっくり! そこにはスニーカーを履き身軽ななりで
小ステッカーをかざし歩く井戸謙一弁護士の姿が。
西山美香さんの裁判でも無罪を勝ち取られ、八面六臂で活躍される超多忙の
毎日なのに、今日1日を全て「老朽原発うごかすな!」に費やしてくださっている、
感激だ。

発言する井戸謙一弁護士

難波を過ぎて突然土砂降りに遭いずぶぬれになった時、恐れ多くも
私ののぼり旗を気さくにサッと持ってくださり歩かれた。
とても嬉しく井戸弁護士の人となりを垣間見ることができた素敵な一瞬だった。
(岡田啓子 / 脱原発市民ウォークin滋賀呼びかけ人・ふぇみん婦人民主クラブ共同代表)
 

■■「連帯」「リスペクト」で 老朽原発うごかすな■■
■■ 総がかり行動に ■■■■■■■■■■■■■■■


9・6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか、1600名もの参加で、
集会も御堂筋デモも終えることができた。
コロナ、酷暑、台風など、次から次へ立ちはだかる壁を乗り越えての大集会、
開催準備で長期間にわたり奔走して下さった実行委員会の皆さんに、
心から感謝したい。

当日、私の役割は司会、万が一の時はとピンチヒッターを引き受けていたのだが、
4日前に司会の方のご都合が悪くなり、まさかの「万が一の時」になった。

コロナ禍での初の大集会、しかも連日の酷暑で、どれだけ参加者が
あるのだろうかと私は不安だったが、参加者の皆さんも同じ思いだったと思う。

炎天下のうつぼ公園に集まってこられた方々は、最初は木陰におられ、
舞台前には誰もおられなかった。しかし、開会の時刻が近づくにつれ、
舞台前にのぼり旗を持って集まってきてくださった。

そして、のぼり旗が増えるのに比例して、次から次へと続く発言者の訴えに
参加者の視線が釘付けになっていき、会場の雰囲気が不安から
「そうだ!老朽原発うごかすな!」の自信に変わっていくのが、
舞台からは手に取るように感じられた。

司会者として、こんなに心強いことはなかった。大きな集会は、
準備作業とともに発言者、参加者一人一人で創り上げるものだということを
あらためて実感した。 

2015年の戦争法反対以来、「戦争させない・9条壊すな総がかり行動」が
全国で取り組まれ、安倍政権下での改憲を阻止した。高槻市でも
リスペクトと連帯を大切にして取り組んできた。

関電本店があり電気の大消費地である大阪での今回の集会を一つの橋頭堡とし、
若狭の地元の皆さんとともに、「老朽原発うごかすな総がかり行動」で
若狭の老朽原発を何が何でも廃炉に追い込みたい!

集会の司会をする二木洋子さん


最後に、私が司会をできたのは、実行委メーリングリストを通じ、
会議には参加できないメンバーとも多くの情報の共有をして下さったからだ。
開かれた実行委に感謝!   
(二木洋子 / 反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック)


■■参加者一人一人の「意志」に関心を寄せて■■

「お願いだから、大勢で集まることはやめませんか?」
8月8日の実行委員会で、思わず参加者に問いかけた。
その時、大阪民医連の病院診療所では、4月以上のCOVIDー19に対する
緊張感が漂っていた。

** 感染とは全く関係のない症状の方から陽性者が出て、集団感染を
   ぎりぎりのところで食い止めた。

** 病棟で感染経路不明の感染者が現れた。接触、対面したほとんどの
   職員、患者のPCR検査を実施した。

3時間に及ぶ実行委員会の中での議論では「老朽原発うごかすな」の運動の重要さ、
不安、とは言ってもすべてやめてしまうのではなく多角的に・・・などなど、
この運動に対する熱意が伝わってきた。

「感染が広がっているからって、何もしないとどんどん(再稼働は)進んでしまう。
ものの言えない世の中になる。私は嫌だ」という発言に対し「私も嫌だ」と思った。

私は発言するときできるだけ「私たちは」という表現をしないことにしている。
「私は」と言うことにしている。「私は嫌だ」という訴えに強く共感した。

原発ゼロの会・大阪を代表して庄司さん

9月6日、「老朽原発うごかすな集会」は予定通りおこなわれた。
参加の有無や行動の有無はそれぞれの「私」にゆだねられた。
参加者は1600人。自分の意見が集会を小さくしてしまったのではないか?という、
うしろめたさもあったし、どうか感染が起こりませんようにと願う気持ちもあった。
前後日の行動やSNS発信も広く呼び掛けられた。


意志を表示することをこんなに悩んだことはあまりなかった。
参加者一人一人の「意志」に深く関心を寄せることができたことは、
これからの仕事と運動の貴重な経験になった。

大阪市で暮らすものの責任だと思うし、原発立地の人々の人権侵害を
止めなければならない。これからも微力ながら「老朽原発動かすな」の運動と
「原発をなくす」運動にしっかりと「私は」参加してゆきたい。
(庄司 修 / 原発ゼロの会・大阪 事務局長)


★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第14号』
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『自治体あて要請ハガキ』は → コチラ
『関西電力あてハガキ』は → コチラ

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