12.5 老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか (案内ページ)は → コチラ
■■ MOX燃料 フランスから日本へ出発 ■■
■ 11月後半、搬入阻止行動に起とう ■
9月9日の報道によれば、高浜原発3・4号機で使用するMOX燃料を積んだ船が
8日、フランス北西部のシェルブール港を出発し、11月後半に高浜原発に到着する
見通しです(ルート、日程の詳細は、公表されていません)。
この燃料の製造は、関電がフランスの企業「オラノ」に依頼していたものです。
フランスから日本へのMOX燃料の輸送は7回目(高浜原発へは4回目)で、
福島原発事故以降では3回目です(前回は4年前の2017年です)。
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対岸の高浜原発に入港するMOX燃料運搬船(写真中央)への抗議行動 2017年9月
高浜原発では現在、3号機で20体、4号機で16体のMOX燃料が使用されていて、
両機ともに、最大40体までの使用が認可されています(全燃料体は157体)。
現在MOX燃料を使用して、プルサーマル運転をおこなっている原発は、
玄海原発3号機、伊方原発3号機、高浜原発3号機・4号機の4基です。
原発は事故確率の高い装置ですが、MOX燃料を使用してプルサーマル運転すれば、
以下のような理由で、重大事故の確率がさらに高くなります。
①燃料被覆管が破損しやすい。例えば、酸素と結合し難い白金族元素が生成しやすく、
余った酸素が被覆管を腐食します。また、核分裂生成物ガスとヘリウムガスである
アルファ線の放出が多く、燃料棒内の圧力が高くなり、被覆管を破損させやす
くなります。
②MOX燃料では、中性子を吸収しやすいアメリシウムの生成量が多く、
原子炉の運転や停止をおこなう制御棒やホウ酸の効きが低下します。
③核燃料の不均質化(いわゆるプルトニウムスポットの生成)を招きやすい。
④MOX燃料では、中性子束(中性子密度)が大きく、高出力で、過渡時
(出力の増減時)に原子炉の制御が難しくなる。
⑤使用済みMOX燃料の発熱量は、ウラン燃料に比べて下がり難い。
そのため、使用済みウラン燃料の4倍以上も長期にわたって燃料プール内で
水冷保管しなければ、空冷保管が可能な状態になりません。
なお、燃料保管プールが脆弱であり、冷却水を喪失しやすいことは、
福島原発4号機のプールが倒壊寸前であった事実からも明らかです。
危険きわまりないMOX燃料の搬入を許してはなりません!
MOX燃料搬入阻止の闘いを準備しましょう!
(木原壯林)
■■11・13老朽原発このまま廃炉・滋賀集会■■
■ 脱原発市民ウォーク in 滋賀も ■
◆老朽原発このまま廃炉!キャンペーン滋賀集会
11月13日(土)午後2時から、滋賀県教育会館(JR大津駅徒歩5分、県庁西隣)、井戸謙一弁護士を講師に迎え、ずばり、「老朽原発このまま廃炉」のテーマで講演を
お願い。主催さいなら原発・びわこネットワーク
◆月1回10年7カ月でついに「のれん分け」!
2011年5月8日に開始した月1回の脱原発市民ウォークin滋賀。
第98回のデモは、10月23日(土)午後1時半からJR京阪膳所駅前出発、
関電滋賀支社経由でびわ湖畔までのいつもの20~30分コースです。
ちょうど美浜原発3号機が止まる「キャンペーン」初日です。
第99回は、11月13日の井戸弁護士講演集会終了後、その会場の駐車場を
出発して、東へ、西武大津ショッピングセンター跡地前から関電滋賀支社経由、
びわ湖畔の40~50分のデモとなります。
また、湖東のメンバーが、「この際、地元でも脱原発市民ウォークをやろう!」と
相談されて、近江八幡市(湖東)のデモ行進が実現。
第1回は10月30日(土)午後2時からで、名称、デモコース、主催形式など
鋭意協議中です。
◆第100回脱原発市民ウォークin滋賀。
第100回目は12月4日(土)午後1時半から膳所駅前に集合し、従来通りの
関電滋賀支社前からびわ湖畔までのデモですが、100回目に至り、近江八幡で
若い仲間が同じような思いで反原発デモを毎月実施されていくと言う。
大変うれしいことだ。
「1450万人の命の水源・びわ湖を守ろう!」という熱い思いが、
運動の流れ解散をぎりぎりで阻止し逆転させた。
ここで、膳所駅前発の実行委員会から100回目記念で横断幕を近江八幡の仲間に
プレゼントさせてもらうこととなった。「キャンペーン」の最終日でもある。
老朽原発廃炉を念じてささやかなプレゼントだが、確かな思いを引き継がせて
いただきたい。そして、12・5おおさか集会の大結集を果たそう!
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第96回市民ウォーク(関電滋賀支社前=写真右=を通過 8月28日)
■■ びわ湖 ひとりデモ ■■
9月11日、滋賀のみなさんの毎月の「反原発びわ湖ウォーク」の後、4人で
びわ湖畔や街中を歩きました。釣りをする親子、芝生で語り合うカップル、
ジョギングをする人など、多くの人とすれ違い、多くの人が会釈を返したり、
手を振ってくれ「がんばって 」の反応。
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■■ 京都・八幡でも ひとりデモやります ■■
10月2日(土)実施。集合午後3時半。
集合場所・男山中央センター(京阪電車・樟葉駅前のバス停からバスで10分)
お近くの方、ご一緒に。
■■ 『関西電力/その本当の姿!』 ■■
老朽原発の再稼働に前後の見境いなく猛進する関西電力ですが、
電力供給という公益的な役割を果たすべき大企業であるにもかかわらず、
その実像は、汚濁にまみれているとしか言いようがありません。
そこで、過去の歴史を列挙して、「関西電力/その本当の姿!
~万が一にも重大事故を起こしてはならない原発企業をめぐる歴史の数々!」
をまとめてみました。
現在、Webサイトに掲載しています。
https://bit.ly/2WmtQ9d
多くの方に広めていただきたいと思います。
内容、その他、お気づきの点、感想などをお知らせください。
(吉田めいせい)
meisei@pp.iij4u.or.jp、
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 54号』
ダウンロードは → コチラ
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★「老朽原発うごかすな!」実現にむけて、ご支援をお願いします。
◆カンパ振り込み先(郵便振替)◆
口座記号・番号:00990-4-334563
加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ
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■■ MOX燃料 フランスから日本へ出発 ■■
■ 11月後半、搬入阻止行動に起とう ■
9月9日の報道によれば、高浜原発3・4号機で使用するMOX燃料を積んだ船が
8日、フランス北西部のシェルブール港を出発し、11月後半に高浜原発に到着する
見通しです(ルート、日程の詳細は、公表されていません)。
この燃料の製造は、関電がフランスの企業「オラノ」に依頼していたものです。
フランスから日本へのMOX燃料の輸送は7回目(高浜原発へは4回目)で、
福島原発事故以降では3回目です(前回は4年前の2017年です)。
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対岸の高浜原発に入港するMOX燃料運搬船(写真中央)への抗議行動 2017年9月
高浜原発では現在、3号機で20体、4号機で16体のMOX燃料が使用されていて、
両機ともに、最大40体までの使用が認可されています(全燃料体は157体)。
現在MOX燃料を使用して、プルサーマル運転をおこなっている原発は、
玄海原発3号機、伊方原発3号機、高浜原発3号機・4号機の4基です。
原発は事故確率の高い装置ですが、MOX燃料を使用してプルサーマル運転すれば、
以下のような理由で、重大事故の確率がさらに高くなります。
①燃料被覆管が破損しやすい。例えば、酸素と結合し難い白金族元素が生成しやすく、
余った酸素が被覆管を腐食します。また、核分裂生成物ガスとヘリウムガスである
アルファ線の放出が多く、燃料棒内の圧力が高くなり、被覆管を破損させやす
くなります。
②MOX燃料では、中性子を吸収しやすいアメリシウムの生成量が多く、
原子炉の運転や停止をおこなう制御棒やホウ酸の効きが低下します。
③核燃料の不均質化(いわゆるプルトニウムスポットの生成)を招きやすい。
④MOX燃料では、中性子束(中性子密度)が大きく、高出力で、過渡時
(出力の増減時)に原子炉の制御が難しくなる。
⑤使用済みMOX燃料の発熱量は、ウラン燃料に比べて下がり難い。
そのため、使用済みウラン燃料の4倍以上も長期にわたって燃料プール内で
水冷保管しなければ、空冷保管が可能な状態になりません。
なお、燃料保管プールが脆弱であり、冷却水を喪失しやすいことは、
福島原発4号機のプールが倒壊寸前であった事実からも明らかです。
危険きわまりないMOX燃料の搬入を許してはなりません!
MOX燃料搬入阻止の闘いを準備しましょう!
(木原壯林)
■■11・13老朽原発このまま廃炉・滋賀集会■■
■ 脱原発市民ウォーク in 滋賀も ■
◆老朽原発このまま廃炉!キャンペーン滋賀集会
11月13日(土)午後2時から、滋賀県教育会館(JR大津駅徒歩5分、県庁西隣)、井戸謙一弁護士を講師に迎え、ずばり、「老朽原発このまま廃炉」のテーマで講演を
お願い。主催さいなら原発・びわこネットワーク
◆月1回10年7カ月でついに「のれん分け」!
2011年5月8日に開始した月1回の脱原発市民ウォークin滋賀。
第98回のデモは、10月23日(土)午後1時半からJR京阪膳所駅前出発、
関電滋賀支社経由でびわ湖畔までのいつもの20~30分コースです。
ちょうど美浜原発3号機が止まる「キャンペーン」初日です。
第99回は、11月13日の井戸弁護士講演集会終了後、その会場の駐車場を
出発して、東へ、西武大津ショッピングセンター跡地前から関電滋賀支社経由、
びわ湖畔の40~50分のデモとなります。
また、湖東のメンバーが、「この際、地元でも脱原発市民ウォークをやろう!」と
相談されて、近江八幡市(湖東)のデモ行進が実現。
第1回は10月30日(土)午後2時からで、名称、デモコース、主催形式など
鋭意協議中です。
◆第100回脱原発市民ウォークin滋賀。
第100回目は12月4日(土)午後1時半から膳所駅前に集合し、従来通りの
関電滋賀支社前からびわ湖畔までのデモですが、100回目に至り、近江八幡で
若い仲間が同じような思いで反原発デモを毎月実施されていくと言う。
大変うれしいことだ。
「1450万人の命の水源・びわ湖を守ろう!」という熱い思いが、
運動の流れ解散をぎりぎりで阻止し逆転させた。
ここで、膳所駅前発の実行委員会から100回目記念で横断幕を近江八幡の仲間に
プレゼントさせてもらうこととなった。「キャンペーン」の最終日でもある。
老朽原発廃炉を念じてささやかなプレゼントだが、確かな思いを引き継がせて
いただきたい。そして、12・5おおさか集会の大結集を果たそう!
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第96回市民ウォーク(関電滋賀支社前=写真右=を通過 8月28日)
■■ びわ湖 ひとりデモ ■■
9月11日、滋賀のみなさんの毎月の「反原発びわ湖ウォーク」の後、4人で
びわ湖畔や街中を歩きました。釣りをする親子、芝生で語り合うカップル、
ジョギングをする人など、多くの人とすれ違い、多くの人が会釈を返したり、
手を振ってくれ「がんばって 」の反応。
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■■ 京都・八幡でも ひとりデモやります ■■
10月2日(土)実施。集合午後3時半。
集合場所・男山中央センター(京阪電車・樟葉駅前のバス停からバスで10分)
お近くの方、ご一緒に。
■■ 『関西電力/その本当の姿!』 ■■
老朽原発の再稼働に前後の見境いなく猛進する関西電力ですが、
電力供給という公益的な役割を果たすべき大企業であるにもかかわらず、
その実像は、汚濁にまみれているとしか言いようがありません。
そこで、過去の歴史を列挙して、「関西電力/その本当の姿!
~万が一にも重大事故を起こしてはならない原発企業をめぐる歴史の数々!」
をまとめてみました。
現在、Webサイトに掲載しています。
https://bit.ly/2WmtQ9d
多くの方に広めていただきたいと思います。
内容、その他、お気づきの点、感想などをお知らせください。
(吉田めいせい)
meisei@pp.iij4u.or.jp、
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 54号』
ダウンロードは → コチラ
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★「老朽原発うごかすな!」実現にむけて、ご支援をお願いします。
◆カンパ振り込み先(郵便振替)◆
口座記号・番号:00990-4-334563
加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
◆カンパをお寄せくださったみなさま(団体名)→ コチラ
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