12.5 老朽原発このまま廃炉!大集会 in おおさか (案内ページ)は → コチラ
■■ 重大事故を想定した避難訓練とは? ■■
■ 関電の故意による犯罪に手を貸すのか ■
政府や自治体は、原発重大事故を想定した避難訓練をおこなっています。
それは、原発は重大事故を起こしかねないことを、政府や自治体が認めている
からです。ただし、政府や自治体の「避難計画」では、わずかの期間だけ
避難することになっていて、避難に要するバスの台数も避難する場所も
全く足りません。政府や自治体は、原発重大事故では、住民の多くが
何年も、何十年も、あるいは永遠に故郷を奪われることをあえて無視して、
「避難訓練をおこなった」とするアリバイ作りをしているのです。
避難訓練をおこなわなければならないほど危険な施設は原発だけです。
この避難訓練について、若狭の原発から20~50キロ圏内に位置する
滋賀県高島市の議員・是永宙氏が、以下の3点について、高島市の危機管理局から
聞き取り調査をおこなわれ、結果をご報告戴きました。
①広域避難先と高島市(避難元)の打ち合わせの現状
*県内の広域避難先(大津市など)とは、避難元自治体・避難先自治体・県の
各担当者による打ち合わせを年1回程度おこなうことになっていて、
課題などの洗い出しなどをしていくことになっている。ただし、
その打ち合わせをすることが決まったのも昨年度で実質的にはまだ取り組まれていない。
県外の広域避難先(高槻市、大阪市など、大阪の15市、3町)との打ち合わせは、
全くされていない。そもそも県外の広域避難先は原子力災害への対応は想定されて
いないので、広域避難先自治体の担当者向けに原子力災害対応の講習を滋賀県が
おこなったくらい。
②原発災害の避難訓練に関する予算措置に関して
*高島市主催の場合は市が、県主催の訓練の場合は県と市が折半している。
*訓練の中で放射線のスクリーニングなどをする医療従事者など、訓練に参加する
関係機関は「持ち出し」で参加されている。使い捨ての防護服や消耗品など
関係機関が準備しており、予算ではカバーしていない。
*自動車の線量を計る機材は関電が「事業者責任」として持ってきている。
*訓練に参加する民間のバスについては、滋賀県が手配している。
おそらく県から予算措置されているのではないか。
③防護具や計測機器などの予算措置について
*防護服や線量計などは県費で購入したものと、市費で購入したものと両方ある。
*機器の定期的な点検などの維持更新費用は、県費購入のものは県費で、
市費購入のものは市費で維持をしている。
この報告でも明らかなように、関電も、政府も、自治体も、原発重大事故対策は、
アリバイ作り程度で、真剣に検討する体制にはありません。明日にでも
重大事故が起こったら、どうするのでしょう?
また、私企業・関電が重大事故を起しかねないから、避難訓練をおこなっている
にも拘らず、国や自治体が訓練関連費を拠出しているのは、税金の私企業・関電への
横流しともいえます。原発が重大事故を起しかねないことは、多くの人々が
再三にわたって指摘するところですが、関電が、この指摘を無視して原発を
運転して事故を起こしたら、それは関電の故意による犯罪です。
したがって、国や自治体の予算拠出は、犯罪に手を貸しているといっても
過言ではありません。
もともと、原発重大事故時の避難は無理ですから、即刻の原発停止を求めるのが、
「国策に抗してでも、自治体住民の生命と生活を守るべき自治体」の使命です。
関電は、重大事故の確率が高い老朽原発・美浜3号機を再稼動し、
高浜1、2号機の再稼動を画策し、高浜3、4号機のプルサーマル運転を
強行しています。危険極まりないこれらの原発の運転を許してはなりません!
「老朽原発廃炉」を勝ち取り、プルサーマル運転を阻止し、原発全廃へと
前進しましょう!
(木原 壯林)
■■ 京都府八幡市で、ひとりデモ ■■
こんにちは。10月2日(土)、「老朽原発うごかすな!八幡ひとりデモ」を
実施しました。8月20日(金)の「枚方ひとりデモ」に刺激を受け、
「八幡市でも、ひとりデモをしよう!」と、キンカン行動、反原発歩こう会の
メンバーと、「議論を重ねて、慎重を期すより、先ず始めることが肝心」と、
10月の第一土曜日3時半と決めた。
電車の人身事故により、集合が少し遅れるも、男山中央センターバス停前に
地元メンバー6人、加勢メンバー11人が集合。当初数名のつもりが
何と総勢17人! 心強いことこの上なし。
UR男山団地を中心に、左回りで、歩きと、スタンディングアピールで
約1時間のコース。先ずは男山病院前の四つ角で、地元2人が、命の大切さと
原発は折り合わないとリレースピーチ。大学の応援団旗のような「反原発」の
高々とした旗!
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八幡市内をひとりデモ
人通りは多くないが、信号待ちの多くの車にアピールできた。
生涯学習センターの角で、二人がリレースピーチ。座っていた3人組の
女子中学生に、老朽原発の危険性を語りかける参加者も。大事なアプローチだ。
次に、スーパー・ライフ前でも、多くの買い物客に
「廃炉しかない!金儲け優先の関電に抗議を!」とアピール。
いし野氏の、声を振り絞ってのシュプレヒコールの後、出発地点の
中央センターに戻ったが、折角だからと、人通りの多い京阪くずは駅前アピールへと
バスで向かった。
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ひとりデモが終わり、京阪「くずは駅」前で
緊急事態宣言も解除され、土曜の夕方で沢山の人通りの中、日没まで、
30分のリレースピーチと、ビラ配布をおこなった。11人もの駆け付け助っ人、
ありがとうございました。このように「ひとりデモ」が、どんどん拡がって
いくことを願っています。京阪くずは駅からは、沢山のバスがあります。
どうぞ、ご加勢にお越し下さい(毎月第一土曜15時半男山中央センターバス停前)。
(おがさわら しん)
■■ 滋賀県高島市新旭で ビラ配りと ひとりデモ ■■
■ 10月6日 暑いが、爽やかな天気 ■
雲一つない暑い一日でしたが、空気は爽やかで、山から琵琶湖に吹き降ろす強風の中、
旗や幟がたなびきました。
午前10時から12時まで
「企業倫理に欠ける関電が運転する老朽原発」のチラシ配り。
反応は良かったです。
午後2時からJR新旭駅~高島市役所前~JR新旭駅のコース。
市役所前で職員に会釈をすると、多くの方が会釈をしてくださいました。
下校時の中学生や小学生が手を振っってくれる楽しいひと時も。
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高島市内をひとりデモ
安曇川の伏流水が流れる水路に鯉が泳ぎ、刈り入れ前の黄色く垂れ下がった稲穂を
見ながら、秋を満喫した一日でした。
(K)
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 55号』
ダウンロードは → コチラ
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口座記号・番号:00990-4-334563
加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
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■■ 重大事故を想定した避難訓練とは? ■■
■ 関電の故意による犯罪に手を貸すのか ■
政府や自治体は、原発重大事故を想定した避難訓練をおこなっています。
それは、原発は重大事故を起こしかねないことを、政府や自治体が認めている
からです。ただし、政府や自治体の「避難計画」では、わずかの期間だけ
避難することになっていて、避難に要するバスの台数も避難する場所も
全く足りません。政府や自治体は、原発重大事故では、住民の多くが
何年も、何十年も、あるいは永遠に故郷を奪われることをあえて無視して、
「避難訓練をおこなった」とするアリバイ作りをしているのです。
避難訓練をおこなわなければならないほど危険な施設は原発だけです。
この避難訓練について、若狭の原発から20~50キロ圏内に位置する
滋賀県高島市の議員・是永宙氏が、以下の3点について、高島市の危機管理局から
聞き取り調査をおこなわれ、結果をご報告戴きました。
①広域避難先と高島市(避難元)の打ち合わせの現状
*県内の広域避難先(大津市など)とは、避難元自治体・避難先自治体・県の
各担当者による打ち合わせを年1回程度おこなうことになっていて、
課題などの洗い出しなどをしていくことになっている。ただし、
その打ち合わせをすることが決まったのも昨年度で実質的にはまだ取り組まれていない。
県外の広域避難先(高槻市、大阪市など、大阪の15市、3町)との打ち合わせは、
全くされていない。そもそも県外の広域避難先は原子力災害への対応は想定されて
いないので、広域避難先自治体の担当者向けに原子力災害対応の講習を滋賀県が
おこなったくらい。
②原発災害の避難訓練に関する予算措置に関して
*高島市主催の場合は市が、県主催の訓練の場合は県と市が折半している。
*訓練の中で放射線のスクリーニングなどをする医療従事者など、訓練に参加する
関係機関は「持ち出し」で参加されている。使い捨ての防護服や消耗品など
関係機関が準備しており、予算ではカバーしていない。
*自動車の線量を計る機材は関電が「事業者責任」として持ってきている。
*訓練に参加する民間のバスについては、滋賀県が手配している。
おそらく県から予算措置されているのではないか。
③防護具や計測機器などの予算措置について
*防護服や線量計などは県費で購入したものと、市費で購入したものと両方ある。
*機器の定期的な点検などの維持更新費用は、県費購入のものは県費で、
市費購入のものは市費で維持をしている。
この報告でも明らかなように、関電も、政府も、自治体も、原発重大事故対策は、
アリバイ作り程度で、真剣に検討する体制にはありません。明日にでも
重大事故が起こったら、どうするのでしょう?
また、私企業・関電が重大事故を起しかねないから、避難訓練をおこなっている
にも拘らず、国や自治体が訓練関連費を拠出しているのは、税金の私企業・関電への
横流しともいえます。原発が重大事故を起しかねないことは、多くの人々が
再三にわたって指摘するところですが、関電が、この指摘を無視して原発を
運転して事故を起こしたら、それは関電の故意による犯罪です。
したがって、国や自治体の予算拠出は、犯罪に手を貸しているといっても
過言ではありません。
もともと、原発重大事故時の避難は無理ですから、即刻の原発停止を求めるのが、
「国策に抗してでも、自治体住民の生命と生活を守るべき自治体」の使命です。
関電は、重大事故の確率が高い老朽原発・美浜3号機を再稼動し、
高浜1、2号機の再稼動を画策し、高浜3、4号機のプルサーマル運転を
強行しています。危険極まりないこれらの原発の運転を許してはなりません!
「老朽原発廃炉」を勝ち取り、プルサーマル運転を阻止し、原発全廃へと
前進しましょう!
(木原 壯林)
■■ 京都府八幡市で、ひとりデモ ■■
こんにちは。10月2日(土)、「老朽原発うごかすな!八幡ひとりデモ」を
実施しました。8月20日(金)の「枚方ひとりデモ」に刺激を受け、
「八幡市でも、ひとりデモをしよう!」と、キンカン行動、反原発歩こう会の
メンバーと、「議論を重ねて、慎重を期すより、先ず始めることが肝心」と、
10月の第一土曜日3時半と決めた。
電車の人身事故により、集合が少し遅れるも、男山中央センターバス停前に
地元メンバー6人、加勢メンバー11人が集合。当初数名のつもりが
何と総勢17人! 心強いことこの上なし。
UR男山団地を中心に、左回りで、歩きと、スタンディングアピールで
約1時間のコース。先ずは男山病院前の四つ角で、地元2人が、命の大切さと
原発は折り合わないとリレースピーチ。大学の応援団旗のような「反原発」の
高々とした旗!
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八幡市内をひとりデモ
人通りは多くないが、信号待ちの多くの車にアピールできた。
生涯学習センターの角で、二人がリレースピーチ。座っていた3人組の
女子中学生に、老朽原発の危険性を語りかける参加者も。大事なアプローチだ。
次に、スーパー・ライフ前でも、多くの買い物客に
「廃炉しかない!金儲け優先の関電に抗議を!」とアピール。
いし野氏の、声を振り絞ってのシュプレヒコールの後、出発地点の
中央センターに戻ったが、折角だからと、人通りの多い京阪くずは駅前アピールへと
バスで向かった。
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ひとりデモが終わり、京阪「くずは駅」前で
緊急事態宣言も解除され、土曜の夕方で沢山の人通りの中、日没まで、
30分のリレースピーチと、ビラ配布をおこなった。11人もの駆け付け助っ人、
ありがとうございました。このように「ひとりデモ」が、どんどん拡がって
いくことを願っています。京阪くずは駅からは、沢山のバスがあります。
どうぞ、ご加勢にお越し下さい(毎月第一土曜15時半男山中央センターバス停前)。
(おがさわら しん)
■■ 滋賀県高島市新旭で ビラ配りと ひとりデモ ■■
■ 10月6日 暑いが、爽やかな天気 ■
雲一つない暑い一日でしたが、空気は爽やかで、山から琵琶湖に吹き降ろす強風の中、
旗や幟がたなびきました。
午前10時から12時まで
「企業倫理に欠ける関電が運転する老朽原発」のチラシ配り。
反応は良かったです。
午後2時からJR新旭駅~高島市役所前~JR新旭駅のコース。
市役所前で職員に会釈をすると、多くの方が会釈をしてくださいました。
下校時の中学生や小学生が手を振っってくれる楽しいひと時も。
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高島市内をひとりデモ
安曇川の伏流水が流れる水路に鯉が泳ぎ、刈り入れ前の黄色く垂れ下がった稲穂を
見ながら、秋を満喫した一日でした。
(K)
★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 55号』
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加入者名 :老朽原発うごかすな!実行委員会
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