釣り業界を席巻する一つテンヤブーム。
女子高生の携帯のようなハデなラメ入り装飾を施したデコテンヤなど、
各種さまざまなテンヤが市販され、華やかさには目を見張るものがある。
一つテンヤが話題になる前、ほんの2、3年前までは、
マイナー仕掛けだった「タイテンヤ」はハリもオモリも商品棚の隅っこに押しやられ、
エビタイ釣りの手バネフリークしか手にすることはなかった。
それが、爆発的な一つテンヤブームの煽りを受け、
一時期はハリ、オモリなどの関連商品が品薄状態に陥ることもあった。
前回の一つテンヤマダイ釣りの際に、
数件の釣具店を回ってようやくアイテムを揃え、久しぶりにテンヤを叩いた。
昨年は一度も乗船する機会はなかったが、
伝統釣法として知られる内房のエビタイ釣りには、かれこれ15年前から通っており、
これまで数え切れないほどのタイテンヤを作ってきた。
一つテンヤ釣りの面白さは体験して納得したが、
内房の上総湊・竹岡地区や南房の洲崎地区で連綿と受け継がれてきた
手バネマダイ釣りの面白さを忘れてはいけない。
「高感度ロッド、高機能スピマダリール、極細PEライン」の
一つテンヤのハイスペック仕様とは対照的に
「和竿、糸掛け、ナイロンラージ糸」のシンプル極まりない
“和風総本家” の感がする道具立てが奥ゆかしい。
道糸とテンヤを結んだハリスの間に8~10号の中オモリを介した仕掛け。
一つテンヤは冷凍エビを使用するが、内房では活きたサルエビを使う。
洲崎ではさらに高価なサイマキを使用するから、贅沢なエビタイとなる。
この釣りの楽しさは、実釣した折に改めてリポートしたいと思うが、
何といっても魚を掛けてから手で道糸を手繰る魚とのやりとり。
糸を握る親指と人差し指の力加減によって、魚の引きに柔軟に対応する。
まさに人の指こそが「最高のドラグ」だと思う。
一つテンヤのニューウェーブに乗り遅れても困るが、
いつの時代も変わらぬ伝統釣法の魅力も大切にしたい。
“のっこみ”の声を聞くころ、出かけてみたいと思う。
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各種さまざまなテンヤが市販され、華やかさには目を見張るものがある。
一つテンヤが話題になる前、ほんの2、3年前までは、
マイナー仕掛けだった「タイテンヤ」はハリもオモリも商品棚の隅っこに押しやられ、
エビタイ釣りの手バネフリークしか手にすることはなかった。
それが、爆発的な一つテンヤブームの煽りを受け、
一時期はハリ、オモリなどの関連商品が品薄状態に陥ることもあった。
前回の一つテンヤマダイ釣りの際に、
数件の釣具店を回ってようやくアイテムを揃え、久しぶりにテンヤを叩いた。
昨年は一度も乗船する機会はなかったが、
伝統釣法として知られる内房のエビタイ釣りには、かれこれ15年前から通っており、
これまで数え切れないほどのタイテンヤを作ってきた。
一つテンヤ釣りの面白さは体験して納得したが、
内房の上総湊・竹岡地区や南房の洲崎地区で連綿と受け継がれてきた
手バネマダイ釣りの面白さを忘れてはいけない。
「高感度ロッド、高機能スピマダリール、極細PEライン」の
一つテンヤのハイスペック仕様とは対照的に
「和竿、糸掛け、ナイロンラージ糸」のシンプル極まりない
“和風総本家” の感がする道具立てが奥ゆかしい。
道糸とテンヤを結んだハリスの間に8~10号の中オモリを介した仕掛け。
一つテンヤは冷凍エビを使用するが、内房では活きたサルエビを使う。
洲崎ではさらに高価なサイマキを使用するから、贅沢なエビタイとなる。
この釣りの楽しさは、実釣した折に改めてリポートしたいと思うが、
何といっても魚を掛けてから手で道糸を手繰る魚とのやりとり。
糸を握る親指と人差し指の力加減によって、魚の引きに柔軟に対応する。
まさに人の指こそが「最高のドラグ」だと思う。
一つテンヤのニューウェーブに乗り遅れても困るが、
いつの時代も変わらぬ伝統釣法の魅力も大切にしたい。
“のっこみ”の声を聞くころ、出かけてみたいと思う。
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手釣りは一度だけ体験しました。
西伊豆の妻良でイサキをやったとき、漁師の船で教わりましたが、良型が掛かったときは、手にビンビン抵抗が伝わってきました(^0^)
コメントありがとうございます。
手釣りというか、魚をかけてからは竿を置いて
手繰る釣りです。
ビシマ同様、この釣りの面白いトコですね。
グングン下に引くタイとのやり取りはたまりませんよ。
テンヤのスナップの至るところに職人気質が漂い、テバネの光沢に玄人のこだわりを感じます。素晴らしい!の一言です。
ところで、忙しいたかじまるさんの事、そうそう頻繁には遠征できないでしょうし、たまに出かければメモリーを忘れるしで、記事を楽しみにクリックしている読者を、度々裏切っていらっしゃいますね。
そこで一つのご提案です。
多分、これまでの豊富なご経験上、仕掛けや道具に関する薀蓄の引出しを、かなりお持ちではないでしょうか?それ等を惜しみなく、読者に公開して下さい。手始めに、一つテンヤについての薀蓄なんて如何でしょうか?
その昔、東京湾のルアーフッコに挑戦した際、習いたてのビミニツイストがすっぽ抜けて、忸怩たる思いを経験した、隠居からのお願いです。
1回目は誘い、2回目は誘われ、3回目を断って、読者の為にPCに向かってください。お願いしますだぁ。
コメントありがとうございます。
惜しむほどの薀蓄など持ちあわていませんが
小ネタ程度はご紹介していきたいと思います。
一つテンヤは1度経験しただけですから、
まだまだこれからです。
手バネは大好きですから、これから小出ししていきますね。
大原詣、楽しみにしてます。
竹岡の船宿は船長も釣りするけど・・・釣りまくりっすよ(爆)
お客さんより楽しんでるんじゃないでしょうか^^;
てか次は何釣りですか???マルイカはまだですか~?(^^;)
コメントありがとうございます。
あの辺の船頭はみんな鯛釣りが大好きですからね。
船頭の釣果は土産に持たせてくれるから(笑)
実は今日、太海にヤリにいく予定だったんですが出船中止。
マルイカは準備万端なんですが、タイミングが合わず…。
マルに嫌われないよう、気長にいこうと思います。