今日は ・・・・ というか、今日もですけど、会議が あって、 ( いろんな会の 役員とか 理事を やってるので、 会議が 連続する事が よくあるんです ・・ 静岡市PTAの 会長の時は 1日に4つ位 会議を飛び回っていた事を考えると、 今は 全然 少ないですけど・・・ ) さっき 戻ったばかりで、 やっと ひといき入れて 仕事の前に、 ちょっと ブログを ・・・・ ( 先に書かないと また 日付が変わっちゃいますから ) タティングは ・・・・ ん、 25時位なれば ちょっと 触れるかなあ~
いつ タティング してるの? って よく聞かれますけど ・・・ 夜中の 1時~ 2時位かなあ~ 深夜 ですけど、 一番 のんびり出来る時間なんですよね・・・ ですから 今の 23時頃は その辺を スキップでもしてきそうな 元気な私です・・・
それは ともかく、 今日の会合で 先日 静岡県更生保護大会 という 大会で 私が 頂く事になっていた 賞状と 記念品を 受け取りました。 仕事が忙しくて 出席できませんでしたので、 預かっていただいていたんです。
大それた事をしている訳でもないのに、静岡保護観察所長賞 を 頂き、 恐縮です。
保護司 って 犯罪を犯して 罪を償い 社会復帰する為に 保護観察処分になった方と 何度も面接とか して、更生保護の お手伝いをしている 民間ボランティァで、一応 法務大臣の委嘱を受けていますので、保護司の仕事をしてる間は 非常勤の 国家公務員 になるんですよね ・・・・
なかなか 保護司を 引き受けて下さる方 が 見つからなくて、人数が不足で 大変なんですけど、 いろいろな経験をした 方を 相手にしますので 誰でもいいって訳にはいきませんしね・・・・
交通違反 や 暴走族、 窃盗や 詐欺、 薬物や 暴力団関係、 殺人や 死体遺棄等、 あまり 普通の方が 経験しない事を 経験した人達 に 接して行く訳ですから ・・・・ みなさん いろいろな事情があって 犯罪を 犯してしまったわけですけど、罪を償っても 社会復帰するのは やはり 周囲の方の 理解 と 協力がないと 難しいんですよね・・・・・
小学校低学年の頃、親が面倒を見てくれず、幼い弟の世話をしてあげ無ければならず、その為に 小学校にすら 満足に通う事が出来ず、たまに 学校に行けば 友達から 虐められ、勉強も 付いて行けず、行き場もなく 誰からも相手にされず・・・ あるとき たまたま ケガをして 血が流れたら 突然 周囲の 友達が ビックリし、先生が ビックリし、・・・・ 少女は 初めて 血を流した事で 周囲から その存在を 解ってもらえる ・・・・
自分が 生きているという事を、 ここに居るんだと言う事を 知ってもらいたくて、自分で自分の 身体を傷つけ 血を流す・・・ 手首を剃刀で 切って血を流す・・・ リストカット です。
居場所を 無くした子供達が 自分の存在を 認めてくれる仲間と居る為には 悪いと思いながら 人に 暴力をふるわなければ ならない・・・ 盗みをしないと 仲間に入れてもらえない・・・・
そんな きっかけっから 犯罪に 走ってしまう 少年たちも 多いんです。 ちゃんと 向かい合って 話をすれば 素直な 少年なのに、犯罪を 犯した ( それは もちろん いけない事ではありますが ) そこに至るまでの 悲しい体験が ある事を 考えもせずに 忌み嫌うのは・・・ どうしたものでしょうか・・・・
東北大震災が起こり、全国から 多くの方達が 災害現場に 駆けつけて ボランティア活動をされた訳ですが、 そうした 犯罪を犯して、その後 周囲の人たちの 暖かい心で 更生した若者達も 多く居た事を、どれだけの人達が 知っているのでしょうか・・・・
更生に頑張っている 少女の中には 初めて 編み物 を 教えてもらって 「 作る喜び 」 を 知った少女も 居ると聞きました。
今まで そうした環境に居らず、自分の手で 作る出す事で 自分の存在を知る、生きている事の 証が出来る ・・・・ 自分で 自分の手首を剃刀で 切って 血を流さずとも、 生きている 証を 知る事が出来る ・・・・
手芸 というのは 「 たかが 手芸 」 と言う前に、 生きる証として 「 作りだす 喜び 」 を 知る事が出来た少女にとっては かけがえの無いもの なのです。
更生に頑張っている 少女に限らず、 何の問題もなく 生活している人達にとっても、・・・・ 一本の 糸が ・・・・ 一枚の 布が ・・・・ 一枚の 紙が ・・・・・ どんな手芸であれ、 そこから生み出される 作品には そうした意味で 「 作りだす喜び 」 という 心が 無意識に 込められているんだ って 私は 思っています。
女であれ 男であれ、 「 作りだす喜び 」 は 生きていくための 安らぎではなく、 生きていくための 支えに なっている人達も 居る筈なんです ・・・・・
私の様な 未熟な者でも、 たとえ つたない技術でも、 ひとりでも 多くの方に、 「 作りだす喜び 」 を 教えて差し上げたい ・・・・・
生意気なんですけどね・・・・・・ だからこそ、 「 男のくせに 手芸なんか ・・・ 」 と 侮蔑した 言い方をされても 気にしていないんですよね ・・・・・ 元々が 図々しい性格ですから ・・・・・・