大きなイベントは ある意味では 「 お祭り 」 のようなもの ・・・・ 終わってしまうと、 心地良い疲労感と、 無事終えたという 安堵感に包まれるもの ・・・・・・ だけでは ないのが 私が 変わり者だという 証拠かもしれません。
成功にしろ 失敗にしろ 終わった事は 過去の事、 もう あれこれ考えても 元に戻す事は 出来ないので、 これからどうするのかを 考える方が 大事な事 ・・・
私が 保険の仕事をしているせいからかもしれませんが、 事故を起こしてしまったら、起きてしまった事を 悩む前に、 事故の後処理をしっかりしておく事が 大事 だという事と 同じなんです。
ひとつの 区切りが 付くと これから どうしようか ・・・・ といよりも、あれもしよう、これもしよう・・・ って 次から次へと いろんな事が 思い付いちゃうんです。
「 こんなこと、出来るだろうか ・・ 難しいし、出来るかなあ~ 」 な~んて事は 考える方じゃないんで、 「 出来るまで やればいいじゃん! 」 っていう 単純明快、 世間知らずの 無鉄砲、 自分の 考え方は 間違っていない というような かなり 利己主義的な発想を してしまうんですよね ・・・・・
これは ある意味では 典型的な 「 父性本能 」 なんですよね ・・・・
「 母性本能 」 と 「 父性本能 」 こうした事を 論ずるのは PTA会長時代の いろんな場での 講演みたいな感じですけど ・・・
そういえば、 個人的に ボランティアで いろいろな分野の先生を お呼びして 子育て講演会を 開催していた時期があって、静岡新聞の 「 この人紹介 」 コーナに掲載された事もありましたねえ~ みんなに 織田祐二に 間違えられちゃいました・・・ って事は無いですけど、いろいろな人に お声かけていただいましたっけ・・・
それはさておき、 「 母性本能 」 は 大事に守って行こう、 子育てにおいても 危ない事はさせない、近寄らせない、大事に 大事に私が 守ってあげなきゃ! ・・・・ という 本能 に対して、 「 父性本能 」 は 守る事は 大事な事だけど、 新しい事に眼を向け、行動する事、たとえ、そこに 多少の危険があったとしても、避けてばかりいては 先に進む事が出来ない、 川が流れていて、渡る事が出来なければ ジャンプして とび越えればいい、それが無理なら、木を渡して、橋を作ればいい、 木の橋 が 危ないなら、 石の橋を作ればいい、・・・ なんとかして 進まないと、いつまでも 今の場所から 動く事は 出来ない・・
子育てだって、同じ事、 子供を守る事は 大事だけれど、ひとり立ちさせるためには、子供を信じて、多少 危険があったとしても それを 乗り越えるチャンスを 与えなければ、子供の成長は 閉ざされてしまう・・・
どちらが いいと 言うのではなく、 子育てには 「 母性 」 と 「 父性 」 の 両方の考え方で 接して 育てていかないと、子供は 「 生きていく力 」 を 身に付ける事が出来ないんですよね。
こうした考えは すべての事に あてはまるもので、手芸においても、今の技術を しっかりと身に付けることは とても大事だけれど、それにしか 目が向いていないと、他に もっと 素晴らしい 技術や 手法がある事に 気が付かない・・・
「 知らない 」 なら 「 学べ 」 ばいい。 テキストや 参考書を観て 自分で考え学ぶ事は 大事な事・・・ 「 解らなければ 」 「 聞けばいい 」 ・・・ 人に 聞く事、 教えを乞う事 は 恥かしい事ではなく、 解らないままにしておく・・ 気がつかないままにしておく・・・ そのほうが、よっぽど 恥かしい事なんですよね ・・・・・
私だって 学者でもなく、研究家でもなく、 ごく ごく 普通の男であるわけで、 ( 変わり者とは 言われますけど ) 解らない事や 知らない事があれば、知っている方を探しだして 教えて頂くようにしていますし、有名人だって、同じ 人間、 怖がる方が おかしいですよね・・
私の息子が 東京の大学に 通っていますが、 たまに 駅前商店街の 店で 食事してると テレビとか映画に よく出ている 俳優さんや タレントさんが 子供連れて一緒に ラーメン食ってる場に 出くわすとか 言ってましたけど、 有名人だって、 コンビニにも 出入りしてるし、同じ生活してるんですからねえ~ 私と 織田祐二が 似てるのも 当たり前 ( でしょ? 違うかな~ )