来年の タティングレース国際講習の 講師 ヘイザ―先生の 著書 2冊目 ゲットです!
なかなか 手に入れることが難しいと 言われていたのに 本当に ラッキーです。 今回は 画像にアップした 著書 「 Embroidere with white 」 まあ 「 白い生地に 刺繍したもの 」 というような タイトルでしょうか ・・・・・
レースで着飾った 18世紀のファッションと 白糸アクセサリー ・・・とでも言うのでしょうか、 前回 手に入れた ヘイザ―先生の 著書 に比べると 私的には この著書の方が 気に入りました。
タティングレースより 以前の ノッテイング や タンボア の技法の 作品が 掲載されていて・・・・・ と言っても 本文 解説を 読んだ訳ではありませんけど・・・・ 少なくとも 掲載されている 絵画や 写真 を見る限りは 私の知る限り ノッテイング技法や タンボア技法が 使われているんですよね。
実は 私 以前から こういう 内容の 本が 無いかなあ~ って ずっと探していたんですけど、どこを どう探せばいいのか まして 日本男児 日本語ぺらぺら の 私には 洋書は まるで 魔法の本のように 訳が解りません・・・ 英語で理解して 日本語訳が上手く出来ないんですよね ( 言い訳になってますかね・・・・ )
フランス語や ドイツ語、 ロシア語 ・・・ ハングル文字ではないので、 学校で 学んだ程度には 理解できますけど・・・・ ( 小学生と 中学生に 学習塾で 英語 教えてた経験も ちょっとはありますから ・・・・ 当時の 生徒が 可哀想ですけど・・・ )
ビックリしたのは 当時の 貴婦人の 肖像画が 掲載されているんですけど、すぐ その横の ページに、その 肖像画に描かれている レースの 衣装 つまり 絵画に 描かれている レースの エプロン の 実物写真 が掲載されていて、 絵画の レース模様が まさに 実物通り・・・・・ 実物を 写真で写したように 正確に 細かい模様が描かれてるのが 判るんです ・・・・・ 当時の 絵画の 正確さに ビックリするのと 同時に、 肖像画で描いた レースの 実物がある って事に ビックリ ・・・・
( まあ 日本で言えば 元禄文化 の 尾形光琳の 居た時代ですから、 尾形光琳 の 描いた 琳派 の 絵を 思えば 当時の 絵画の精密さは 国内、国外を問わず すごいものだった事は 判りますけどね・・・・ )
しかも、更に その レースの 模様を 手書きの絵として 写し取っている ・・・ これは ヘイザ―先生が 描いたものでしょうか ・・・ 描いた 絵の横に 「 ・・・・ 外側だけに 縁取りされているのが とても 美しい ・・・ ( もちろん 英語で書かれてますけど ) 」 というような コメントとか いたるところに 書かれていますからねェ~
ちゃんと 方眼紙を使って ショールなら 縦 ・ 横 の長さ 首の当たる部分の カーブが どの程度の ラインになっているか も 正確に 書いてあるんです。
実物を 手にとって 隅々まで 長さを 測り、どの位置に どんな模様が 描かれているのか 正確に 写し取ってあるんですよね・・・・
これがあれば 完全復元 出来るじゃないですか! もちろん 当時の 高度で繊細な 技術があれば・・・ですけど・・・
でも 日本で考えれば 大奥の 女性達が 着てお出でになられた 着物の模様を 寸分たがわず 写し取ってあるよな物で 言わば 国宝級の 物を こうして 模様を写し取るなんて ・・・・ そう考えるだけでも すごいものです。