焦らず 慌てず 諦めず 行けるとこまでNO2

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林道散策 Ⅳ

2011-10-20 08:48:48 | 日記
あまりの好天に、つい誘われて午後から2輪(ツーリング)へ・・!
夏に出かけた林道を逆方向に走ってみました。 (ゴメン、また誘えずに・・)
 秋色を見つけるには少し早かったですが、空の青は最高でした。

まずはこれを

 ポカポカ陽気にススキが揺れる。 後ろは武奈ヶ岳。

 とにかく青い! 赤くなった葉の色とのコントラスト・・。 ここだけ、思いっきり秋模様。

 林道途中から振り返る、畑(はた)の集落。 日本棚田百選に選ばれていることは前回も紹介しました。
 横溝正史の映画に出そうなカットだと思いませんか? かなりの傾斜地に田や畑、当然家屋も造られています。

 こちらは手前の黒谷の集落。 段々田んぼが綺麗に見えます。 赤とんぼが一杯飛んでいました。 ほ場整備はされていますが、段差のある階段状は変わっていません。 真下の家は鹿ヶ瀬(ししがせ)の集落です。 名前からしてそれらしい。 と言ってもうちも横山ですから・・。

 こういう岩山に作った道です。 崩れやすいので、危険箇所には下のような網が設置されています。  それでも少し怖い。
 向こうの方に、小さくマキノの工業団地の建物(たぶん)が見えています。(ここから約20数㎞先)

 こんな感じで金網が張られています。 下の部分には崩れた岩が貯まって、メタボな人のお腹状態になっているところもあります。

 そういえば、林道に入る獣害防止フェンスに、「松茸山の入山を禁ず。勝手に入った人には入山料を請求する」と書かれていました。確かに松茸がでそうな雰囲気の場所です。 でも天下の公道、松茸が目的ではないので堂々と入山(松茸山には入山してません)。でも匂いもしなかったです(ヘルメットしているから当然か。そんな匂いまでする山聞いたことないし・・)。


 愛車、ホワイトサイクロンです。  絶好調で~す。

 見て下さい、このあくまで青い空を・・!

 こういう松の枯れ木が目立ちます。 これでは松茸も採れなくなる。 でもやっぱり、すごい空の青!
 ところで、松茸の人工栽培が出来たらすごいらしい。ノーベル賞ものとかいう話を聞いたことがある。(外国人って松茸を食べる?) ノーベル賞は眉唾だが、お金は儲かること請け合い!
 一昔、うちの集落でも(横山も昔はちょっと名の売れた松茸の産地でした。 いまでも松茸山をお持ちの方は、大きなシェパードを飼って、山に番犬で使っています)山の手入れをして松茸の育成を図ったことがありました。 山は綺麗になりましたが、残念ながら松茸は・・・。 
 シーズンになると、持ち主は各地所に縄を張って、「入るな!」の意思表示をしました(逆に、ここに松茸あるよ!って言ってるみたいな気もするけど・・)。 取りに来たやつは無視すると思いますが・・。シェパードの持ち主曰わく「いまでも泥棒に来る。勝手に生えてくるものを取って何が悪い」的な開き直りをするとか・・。 
 子どもの頃、親と一緒に松茸取りに行った記憶があります。たいしてなかったですが。それでも昔は土間のむしろの上に松茸が並べてある記憶が・・。 うちの母親曰わく、縄の外に足があれば体を伸ばして届く範囲はセーフ!とか・・。 勝手な判断だなと子供心に感じたことを忘れません。 でも、実際暗黙の了解だったみたいです。

 木立の切れ目から琵琶湖が見えます。 近江八幡と沖の島あたりでしょうか。 視界はそんなに広くありません。 残念ながら・・。
 でもワインディングロードをゆらりと走る楽しさは感じられます。 スピードは禁物!

だいぶ降りてきて、琵琶湖側、鵜川の上あたりから





 喜んで、ちょっとパノラマしてみました。 湖西線の上あたりから、なかなかの景色です。 ここは国道161から数十秒であがれます。カメラマンがよく鉄道を狙っているポイントです。

さぁ、そろそろ終わりです。

 この山を今日は右の黒い山の中腹あたりから、左の端までグルッと回ってきたことになります。
今日の収穫 天気よし、景色よし、秋色はまだ薄い、写真50枚、松茸収穫ゼロ! でした。

最後に今日のリンドウ散策!!


 と、これが言いたかったので、ここまで引っ張ってきました。 林道途中に密かに咲いていたリンドウ。
 リンドウ リンドゥ リンドリンドリンド~ォ リンドウリンドゥ リンドリンドリンド~ゥ(あれ違うかな?リンダか!)

今日も一日楽しい時間が作れました。

 松茸を 待つだけむなし 土瓶蒸し 香りこそあれ 栄養価なし    (栄養より香りを求める事も有りでしょう)
 青空と まろやかな風 ツーリング いつもの景色 見違える道    (と言うか、景色を見ている余裕がない時もある)
 山高く 眺める景色 求めつつ ○○と煙は の言葉浮かべて     (出来れば鳥になって・・)
 何もない 一日があり 気も晴れて 翌日からの 前進こそあれ    (ゆとりって何かな、充実って何かな?)
 
ではまた・・。