4月9日(火)朝7時に宿泊先である新舞子荘を出発。向かうは高砂市立宝殿中学校の入学式(第66回とのこと)。本年度は218名が入学され6クラス。因みに3年生は8クラス、2年生が7クラス。定型的な少子化といった数字です。
新入生の記念撮影 宝殿中学の窓から見た桜
午後は13時~【建設環境経済常任委員会】に出席。鹿島川・松村川治水対策に関するコンサルティング会社からの見解が出ていることからその報告を受けました。
これに対する総コストは正式には未だ出ていない状況ですが、私の「概算コストは?」の質問に対しては「ポンプ場増設に30億円、高潮対策(海から川への高潮流入を防ぐための構築物等)で30億円、河川両護岸の高度化(高くする)で30億円、合計90億円」とのお話がありました。「う~ん」と唸る金額です。
平成25年度は土地開発公社解散で借金を69億円します。それに加え必須となる鹿島川松村川浸水対策にこれだけの金額、そして間の川(あいのかわ)治水対策に20億円。他にも公共施設の老朽化対策(金額不明)、曽根駅周辺整備(30億円)、福祉交流センター、図書館建設、市役所庁舎の建て替え、等々合計すると200億超???、、、では済まない???
全てを20年間で返済するとすれば、何とかなる?
そう簡単なものではない様に思います。何故か?
扶助費といわれる社会保障費(国民健康保険や介護保険、その他)には益々必要経費の増大が見込まれ、投資予算にまわせる金額は減ってくるからです。
数年先に「あの時から言うてたやないか!」とならない様な、財政運営を行わないといけません。
中長期的財政の見通しが立たない限り手を付けてはならない事業がいくつかある様に思います。しっかり見定め、発信していかないといけません。