概要:高砂市の政務活動費。最大会派(新政会)が14万円を”好ましくない支出”として返還。
解説)9月25日(木)9時~開催された高砂市議会での代表者会議。内容は本日(26日)の神戸新聞朝刊等にも掲載されている『最大会派新政会の政務活動費(政活費)の返還』についてでした。
本件の発端は現職議員井奥雅樹氏が新政会に対し議員就任前に「渡海紀三朗衆議員の政治資金パーティーである新世紀政経フォーラムに新政会より7名が2万円ずつ合計14万円を支出しているが妥当か?」との質問をしていたこと。
結果、「好ましくない支出であった」との見解で返還する意思が示された。
高砂市議会での政務活動費は月2万5千円(年間30万円)、因みに噂の兵庫県議会議員は月50万円(年間600万円)。今回の事を契機に高砂市議会でも政務活動費の廃止論が出てきており、今後検討する予定になっています。
私見ではありますが私は議員が活動をする為の経費はそれなりに必要と考えています。例えば講演会を聞く、研修に参加する、必要な備品を揃える等必要部分があると思っています。その上で、やり方を考え、ネットに掲載するなどの透明性を確保し、第3者によるチェックの仕組み等の運用を変えるのが妥当と思っています。
これまでは、半期ごとに自分達の口座に先に半期分の政務活動費が振り込まれ、支出をした後、半期ごとに領収書を添えて提出し残金を返金する仕組みで、議長がその支出内容をチェックし市長に報告する仕組みになっていました。
これについては12月を目途に運用方法等も含め検討を重ねる予定です。
本日(26日)と来週月曜日は一般質問が行われます(今回は私は行いませんが)。