10月22日(木)には、元内閣官房副長官補柳沢協二氏よる講演会「安保法制と日本の将来」(主催:東播懇話会 於:加古川プラザホテル)を聞いてきました。(写真↓)
最初から明確に「私は反対です」とのスタンスで話が始まり、法律の中身に重点が置かれた話が続き、色々な文言をピックアップし、「だからおかしい」「だから反対」といった形で話が進みました。
海外情勢の変化や日米の歴史についても資料はありましたが、時間が無く殆どこの部分は語られませんでした(残念)
同じ法律の文言でも、賛成の立場から語る人が登壇すれば、恐らく「だから問題ない」となり、時代背景や国際情勢の変化も加味し「だから賛成」となるのだろうと思いながら聞いていました。
何が言いたいかと言いますと、同じ現象に対してもどういったスタンスで受け取り、どの方向に進めようかと考えることで、語ることが随分と違うし、その後の行動も違ってくるということです。
そしてそのことは、仕事でも同じ。ある人から提案されたことや問題意識をもったテーマでも、潜在意識や明確な意識の中で「この話は軋轢を生じそう」「上司を説得するのは大変」等など脳の中で考え出すと、心の中で「取り組まないでおこう」との結論をもって、理由を探しにいく。すると、結局、最もらしい”出来ない理由”が見つけだせてしまい、「だから出来ない」となる。
出来ない理由を探すか?、出来る理由を探すか?何がそれを左右させるのか?ここには沁み込んだ様々な価値観(人生観や仕事観、問題意識、自分の立場、出世意欲、そして人間力等々)があるのだろうな、と感じています。
昨日夕刻、大学時代の同期と後輩で学生時代によく行っていた西宮市の中華料理店(新香園)に集まり、楽しいひと時を過ごしました。後輩たちも来てくれ賑やかに良い時間を過ごすことができました。感謝です。
では、良い週末を!(With smile)