たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

高砂の治水対策は進行中

2015-10-29 22:06:34 | 治水対策

 10月29日(木)、本日も朝8時半~市役所にて勉強会。テーマは治水対策で、明日(30日)の臨時議会の後に予定されている全員協議会(議決はないけど本会議場で行い、情報の共有をはかる会議というものです)でのテーマとなる鹿島川・松村川河口付近での防潮堤とポンプ場設置事業に関すること。

 4年前の平成23年の秋、台風によりかなりの住宅が床上・床下浸水となり、その後登市長がこの課題の克服に重点を置くことを明言。現在既に幾つものポンプ場が工事に入っています。

 鹿島川・松村川に関しては、河口付近の何処に防潮堤を設けるかがここ1年の争点になっていますが、60億近い税金を使っても必要であることには誰からも異論がでる気配はなく(勿論私も異論はありませんが)、場所が決まれば平成33年を目途に完成する予定です。

 そして夕刻19時~は法華山谷川の工事説明会(於:高砂市総合体育館の会議室)があり出席(↓)

 こちらは対象が2級河川ということで兵庫県の事業になるのですが、既に大変な勢いで工事が進んでおり、エリア毎に工事時期が違う為、その都度地元説明会があり私も出来るだけ参加しています。

 工事現場にほど近い住人からは工事による振動や交通量増加に伴う質問も多数出され、またこれを機に狭い道路を広げようと考えているとの行政の思いに対しては「そんなことをすれば大型車が通行するし、スピードを上げた車両が通行するから子ども達の安全の為にもそれだけはやめて欲しい!」といった地元住人でないと判らないご意見もあり、工事設計の難しさと共に有意義な説明会であったことを感じました。

住んでいる人でないと分からない感覚ってありますね。

本日はこれで終了ですが、私が説明会に向かう為に市役所を出る時もまだ決算特別委員会が開催されており、議会棟の灯りはついたままで会議が行われておりました。(↓) 

夜6時を過ぎても続いている決算特別委員会。民間企業では当たり前(?)かも知れませんが、最近の議会では珍しいこと。「お疲れ様です」

 

 

 


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救急車の出動回数に思う

2015-10-29 06:41:13 | 考え方

 めっきり寒くなってきました。こういう時期は風邪をひき易いので気をつけたいですね。

さて、昨日(10月28日)私は朝8時半~臨時議会の議案勉強会、10時~は総務常任委員会、そして午後は来客対応の後、決算特別委員会にむけての質問の作成等、殆ど市役所庁内で過ごしている内に一日が終わってしまいました。

決算特別委員会に向けて昨日消防本部の平成26年度の業務を確認。以前から気にしているのが救急車の「タクシー代わりの利用」と思われる軽症での呼び出しがどれ程あるのか?

この点は消防本部の責任ではなく、市民の意識(モラル)の問題になるのですが、毎年の事業実績が掲載される『事務報告書』によると、救急車の出動件数は平成20年には約3,000件だったものが平成26年度では約3,800件になっています。

消防本部当局は要請があれば出動するのは当然のことですが、行ってみると大したことが無い場合があるのではないかと思いますが、その間に本当に必要とされる人の所へ行く救急車が一台使われており、そこへ行く機会が遅れたり失われたりしますので、軽症による利用は慎まなければなりません。

約3,000件が約3,800件になったことがそのまま不要な呼び出し増と判断できる訳ではありませんが、この数字の変化をみると、そんなことを懸念してしまいました。

市民各位のモラルで良い方向にもっていきたいことは他にも色々ありますが、これもその内の1つ。気をつけたいことですね。

 


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