たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

新図書館の運営に向けて(TRC高砂が運営)

2014-12-03 06:18:25 | 高砂の施設

概要:新図書館は様々な指定管理者提案を受けており、何を採用するかはこれから。柔軟な発想で魅力的な施設にして頂きたいと思います。

解説)12月2日(火)寒~い一日の始まり。午前中は会社へ。そして午後は議会へ出て議案の勉強会。昨日は【教育部】で2時間、日頃から疑問に思っていることも含めみっちり教えて頂きました。

今回の議案の中で特に大きな事は新図書館(平成28年2月開館)の運営委託をTRC高砂(*)という会社に決定し、その運営に関する提案内容が資料として出てきていること。

(*)TRC高砂とは、東京都文京区に本社を置く株式会社図書館流通センター(TRC)という会社が神鋼不動産等と共同で設立させた会社で図書館貸し出し等はTRCが担い、施設の清掃等を神鋼不動産が担当します。

音楽を流す部屋や図書空間に快適な臭いを出すこと、映画放映を定期的に行うこと、図書館設置のパソコンで新書の購入が出来、その売り上げの3%を高砂市の図書購入に充てること、等など新たな提案が行われていますが、この内どれを採用するかは、行政が決定します。ここがポイント!

この決定では是非「従来は無かったから」や「教育施設には相応しくない」的なお堅い発想は一旦横におき、ユーザー目線で決定して頂きたいと思います。

また、当局が考えているのは市内8か所の公民館にパソコンを設置し、そこで蔵書を検索し注文すれば、後刻その場所に届けられる仕組みの導入です。高砂市内でも東の端と言ってよい場所での新図書館であるだけに、この手法の実現と浸透には大いにエネルギーを割いて頂きたいと思います。

造るからには素晴らしい物にしないといけません。財政難に陥りそうな局面での大型投資。初期投資が15億円、ランニングコストは1億円というのが大まかな費用です。

今後、社会福祉やまちづくりに経費が嵩む上に、治水対策費用は膨大な予算を予定しています。それだけに本当に魅力的な施設になる様、チェックと提言をしていきたいと思います。

 

 

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