7月2日(火)出社後、市役所へ。そして午後は講演会を聴くために姫路キャッスルホテルに向かいました。
昨日の講演会は「アベノミクスと地方財政」と題しての石原信雄氏(元内閣官房副長官)によるもの。
私が最も関心を持っているのは、地方交付税の今後であります。現在は税収や施策、人口などで「標準財政規模」が決められ、その基準との過不足で国が「もうちょっとやるわ」といった感じです。(実際には厳密なルールが定められていると思いますが)
要するに、国の懐事情で地方の懐具合が違ってくるのが実情です。そして昨日の話でも昭和24年には突然地方への配布税率が半分になったとのこと。
現在国が抱える借金は1000兆円弱。いつまでも今の水準・基準で国が地方への交付税を配布するとは思えません。
地方は地方で如何にやりくりしていくか、「自立」した運営をしなければならないと思っています。そうはいっても各地方自治体は他の自治体と行政サービスレベルでの競争をしており、貰えるもの(お金)は貰って住民への還元を図るのが使命。難しいところです。
自分の家庭でもそうですが、お金は不足し始めるとその有難さをしみじみと感じるし、お金に追っかけられると、人生の主導権を失い、楽しくなくなります。
少し余裕をもてるような、使い方をしたいですね。