2月3日(水)、午前中は会社、午後は議員控え室にて過ごしました。漸くほぼ完成した『たかお治久後援会会報(NO18)』、もうすぐ印刷に入りますので近いうちに後援会会員の皆様宅にお届けできることになります。
さて、昨晩私達の時代のプロ野球界のスーパースター清原和博氏が覚せい剤所持容疑で逮捕されました。高校1年生から全国区のスターとして不動の地位を保っていた彼が何故こうなったのか、結果は非常に残念ですが、その経緯には非常に関心をもちます。
プロ野球以外のスポーツ界でも現役時代には大した成績を残せなかったのに、その後指導者の立場で素晴らしい実績を残し、尊敬を集める人もいます。むしろ現役時代に実績を残せなかったことがバネとなり、その後努力を重ねることが好結果と謙虚な姿勢を得ることになっているのかも知れません。
勿論、長嶋茂雄氏や王貞治氏の様に現役時代からのスーパースターで今もその地位を保っている方も多数おられます。何がその分岐点となるのか?自分の知る範囲ではやはり”健全な心”を持ち合わせることが出来るか否かにかかってくる様に思います。
そしてその健全な心を持てるか否かは、家庭環境、周囲の環境、様々な苦労等々要因は色々あると思うのですが、まだまだ未熟な18歳の若者の時点から誰からも文句を言われない程の実績を残してしまうと謙虚な気持ちを失い、我がままが横行し、健全な心とはかけ離れた世界に行ってしまうのかもしれません。
さて、清原氏に限らず、人間は勘違いするもので、健全な心を持ち続ける為には、仕事で頭を打ったり、人に厳しく叱られたり指導されたり、また書物等で自らを省みたりしないと、ついつい「自分は偉いのだ」、「自分の言うことが正しいのだ」となってしまう様に思います。
その点で市議会議員はどうか?私の知る限り、議会内では議員に上司はおらず、指導したり叱ったりする存在の構図はなく、余程気をつけておかないと自分の心に「自分は偉いんだ」「自分の言う事が正しいのだ」という謙虚とはかけ離れた心が舞いこんで来、居座る様に思います。私自身もいつの間にかそうなっているかも知れず、気をつけないといけません。
清原氏自身に関しては、ここを底に健全な心を取り戻し、これからの人生にて復活をして欲しいと思いますが、どの様な心を持てるのか?このことが人生にどれ程影響を与えるかは、今回の事件で改めて考えさせられました。
下の写真(ガラスに反対の家が映っていて見えにくくてすみません)は、高砂市総合運動公園入口の掲示板にある今月(2月)の大会・催事予定です。様々なスポーツイベントが予定されていますが、是非スポーツを通じて勝つことの喜びに加え、健全な精神の育成もして頂きたいと勝手に願っています。