6月28日(金)通常通り出社後、12時~開催の東播懇話会6月例会に出席するために加古川プラザホテルへ。昨日はこの懇話会にて政治アナリスト伊藤惇夫(あつお)氏による「参院選の展望と日本政治の行方」と題しての講演会がありました。
約20年間自民党本部にて勤務し、その後、新進党、太陽党、民社党、民主党等で事務局長を務めるといった経歴をもち、政界への人脈は多く、政界裏話的な話もきけて面白かったです。
毎晩一升近いお酒を飲む野中前総理、中元お歳暮は全て送り返す堅物岡田克也氏、議員内での若者中堅には人気がある一方、ベテランからは不人気の石破氏、そして極めつけは「国会内で今では殆ど誰も一緒になりたいと思っていない小沢一郎氏」等々。
また、そんな裏話とは別に「政治の世界で論破は駄目。論破は論破された側の矢がグルーっと廻って、いつか自分の背中を刺す。論破ではなく説得を」とのお話。
元々私は議論はしても、論破したいと思う方ではないと思っていますが、それでも論破した時の気持ちは判る気がしますし、論破された時の気持ちも判る気がします。確かに気分のいいものではありませんよね。
6月もあと2日、7月に入れば参議院選挙モードになりそうですが、このことでも一言ありました。「選挙には必ず行くことを周辺に勧めて欲しい。いれる者がいないなら白票でも良い。もし白票が半分、といった状況になれば、それはそれで国民の意志であり、政治家への強いメッセージになる」との話。
昨日の1時間半(講演会の時間)は非常に勉強になりました。