たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

歴史を繰り返してはいけない

2013-08-07 05:28:06 | 考え方

8月6日(火)、出社後は11時半頃に市役所へ。昨日は68年前に広島に原爆が投下された日です。戦争でお亡くなりになられた全ての方々に哀悼の誠を捧げます。

その時代に生まれていない私には資料や映像などの媒体を通してしか知ることの出来ない悲惨な事実。絶対に繰り返してはいけない歴史であります。

昨日「日本型リーダーはなぜ失敗するのか」(半藤一利 著)を読み終えました。ここには太平洋戦争などにリーダーとして実在した人物の判断や性格が書かれています。

これを読んで改めて思うのは、日本だけではなく、世界の歴史は人間の判断が創り出しているという現実です。「原爆投下」は現実に起こったことであり、現在もその後遺症に苦しむ人や身内を亡くし苦しんでいる人々がいます。

「何故原爆は投下されたのか?」「何故戦争が起こったのか?」、この疑問には立場の違う人々で話す内容も違ってくるとは思いますが、戦争を賛美する人はいないと思います。私も勿論、戦争は絶対に繰り返してはいけない歴史と認識し、平和を守り続けなければならないと思っています。(この平和な世の中にあって、今だ大切な家族を拉致されたままの状態が続いていることは異常であり、絶対に何とかしないといけない問題です。ちょっと本日の内容と主旨が違うのでこの件についてはふれませんが)

昨日、夕刻から大阪に出ました。用件を済ませてビルを出ると激しい雨。その後帰宅して家族より「今日の夕方凄い雨、風やったよ」と聞かされました。

[大阪 梅田で遭遇した突然の激しい雨]

何か、自然のバランスが崩れている様に思います。発展を願い、便利を追求し、開発を優先している様に思える社会の中で、自然への畏敬が失われ、人間社会が良くない方向に行っている様に思います。

戦争、原爆投下という繰り返してはいけない歴史を経験し、無くしたものの尊さを認識しているはずの人類が、自然への畏敬を弱める中で、無くしてはいけないものを無くす方向へ進んでいる様な気がします。

人間のおごりを反省し、英知を結集して、自然との共生、持続可能な社会の構築に向かわなければなりません。

 

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