写真と父と

父の趣味は
Gちゃんと呼ばれるずっと前から写真です

とうにカラー写真があった時代に
(何回も連呼してますが・・・)



住宅の１室に暗幕を張って
｢今から入ってきちゃいけないよ｣
と

夜が明けると暗室の中には
洗濯ばさみで吊した長いネガや

写真を乾かすような機械

台所には白いバッドの中で
浮かんでいる写真

現像液の匂い

写真と父との思い出です



私達が少し大きくなると
白黒写真はやめて

SLや

鳥見
クマゲラに枝が渡っていると悔しがり

あるときは星空を撮りに出掛け
居間には大きく引き伸ばした
SLや野鳥の写真が沢山飾られていました



それから、随分と時が流れ
今はいたってコンパクトなカメラを持って
父は鳥見に出掛けます

そうして
時々、L版に小さく加工して写真を
私に送ってくるのですが

Gちゃん
それは、ヒヨドリかもね・・・

｢写真届いたよ
可愛いの撮れたね｣
の電話を楽しみにしています



気が付けば私も野鳥が好きになり
(険しい顔～)



車両ではないけれど
駅舎撮りが好きになりました

私もBa~ちゃんになった時に
子供に写真を送るのでしょうか





昨日よりも少し暖かな1日でした
ごまちゃん
そろそろ、冬毛をすこうか



今日もお立ち寄りをありがとうございました