こんにちは!副住職のトクです。
先日、斜里町内にある「北のアルプ美術館」に行ってきました!
私が通っていた小学校のすぐ近くにあるため、存在自体は知っていたのですが、行くのは今回が初めてでした。
白樺並木のすぐ隣に建っている、物静かな佇まいの美術館。
こじんまりとしていますが、とても雰囲気があります✨
入口の隣には、昔ながらの公衆電話ボックスと子どもの像が。
小学生の頃「夜中に子どもの像が動き出す」なんて怪談話が一時期流行っていたのを思い出し、ふふっと一人で笑っちゃいました🤭
中に入ると事務員さんが出てきて下さって、丁寧に対応して下さいました。入館料はなんと無料!
館内には山の文芸誌「アルプ」(昭和33-58年、全300号)に掲載されていた原画作品や直筆原稿、それに関わる資料などで溢れていました!
なお著作権の問題上、ブログには作品等のほとんどの写真を載せることができません🥲
とても良い作品もあったので残念ですが、館内の一区画にあった「30年の歩み展」の写真は問題なさそうなので、そちらを抜粋してご紹介します🙌
この美術館は「アルプ」に感銘を受けた山崎猛さん(1937-2020)が、「アルプが語り残したものを次の世までも伝えたい」という一心で建てられたもののようです。
展示物の中には山崎さん直筆のノートもありました。ノートには「アルプ」を後世に伝えるための企画や運営方針が事細かに残されていました。
このノートを見ていると山崎さんの「アルプが大切にしてきた日本の自然を次の世に残したい」という情熱が伝わってくるようで、胸を打たれました😌
知床が今なお自然豊かなのも、こうした人たちの思いや行動があってこそなんだなぁと改めて思える、そんな体験となりました🌱
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