「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
DVDを借りて、久しぶりにこの映画を観てみた。
冷静に見ると、この作品の評価は二極化するであろうことが解る。
ネタバレになってしまうが、
やはりラストシーンの賛否ではないかと思う。
私はこの映画が好きである。主人公セルマ(ビョーク)の息子へのひたむきな愛がストーリーに一貫して流れている。
また、セルマを魅了して止まない音楽とダンスの数々が、物語りにふんだんにちりばめられている。
セルマは歌う。セルマは踊る。仕事や日々の雑事をその瞬間だけ忘れることができるのだ。
セルマは遺伝的な目の病気を持っている。プレス工場で働いているが、ぼうっとしか見えていない・・・。
その視力も、あと1年はもたない・・。そうなるまえにお金を貯めて、同じ目の病気を持つ息子・ジーンに手術を受けさせなければ・・・。
この映画はどうやら「悲劇」にカテゴライズされているらしい。
しかしこの作品を観終わると、えもいわれぬ優しい気持ちになるのは何故だろうか。
それには色々な要素があると思うのだが、
なにをおいても、セルマを演じるビョークの圧倒的な“生命力”と“無為自然な愛情表現”に尽きると言っても過言ではない。
“どんな名演出も、一人のはまり役にはかなわない”とよく言われるが、
この作品の「ビョーク」がまさにそれなのである!
彼女以外で“セルマ”をここまで演じられる女優がいるとは思えないほどの“当り役”なのである。
ストーリーを観ていくうちに、「この子(ビョーク)は、演技じゃないんじゃないか・・・!?」と、思ってしまうほど、ビョーク=セルマに限りなく近く見えてくるからすごい。
チェコからの移民であるセルマを優しく包む人々の描き方も、監督の視線は温かい。
セルマを陰になり、日向になり支えてくれる職場の同僚、キャシーを、なんとカトリーヌ・ドヌーブが演じている。
後半、ストーリーがやや重くなってくるが、セルマの笑顔と、随所に挿まれる“ミュージカル”によって、決してどん底まで行かない。
ラストは衝撃的だが、最後の最後までセルマは自らの身を挺して息子・ジーンのために自分の道を選ぶのである。
監督は「奇跡の海」のラース・フォン・トリアー。
本作はカンヌ映画祭で、パルム・ドール(最優秀作品)を受賞し、主演のビョークは主演女優賞を受賞しました。
時にむしょうに観たくなる。そんな映画です。
DVDを借りて、久しぶりにこの映画を観てみた。
冷静に見ると、この作品の評価は二極化するであろうことが解る。
ネタバレになってしまうが、
やはりラストシーンの賛否ではないかと思う。
私はこの映画が好きである。主人公セルマ(ビョーク)の息子へのひたむきな愛がストーリーに一貫して流れている。
また、セルマを魅了して止まない音楽とダンスの数々が、物語りにふんだんにちりばめられている。
セルマは歌う。セルマは踊る。仕事や日々の雑事をその瞬間だけ忘れることができるのだ。
セルマは遺伝的な目の病気を持っている。プレス工場で働いているが、ぼうっとしか見えていない・・・。
その視力も、あと1年はもたない・・。そうなるまえにお金を貯めて、同じ目の病気を持つ息子・ジーンに手術を受けさせなければ・・・。
この映画はどうやら「悲劇」にカテゴライズされているらしい。
しかしこの作品を観終わると、えもいわれぬ優しい気持ちになるのは何故だろうか。
それには色々な要素があると思うのだが、
なにをおいても、セルマを演じるビョークの圧倒的な“生命力”と“無為自然な愛情表現”に尽きると言っても過言ではない。
“どんな名演出も、一人のはまり役にはかなわない”とよく言われるが、
この作品の「ビョーク」がまさにそれなのである!
彼女以外で“セルマ”をここまで演じられる女優がいるとは思えないほどの“当り役”なのである。
ストーリーを観ていくうちに、「この子(ビョーク)は、演技じゃないんじゃないか・・・!?」と、思ってしまうほど、ビョーク=セルマに限りなく近く見えてくるからすごい。
チェコからの移民であるセルマを優しく包む人々の描き方も、監督の視線は温かい。
セルマを陰になり、日向になり支えてくれる職場の同僚、キャシーを、なんとカトリーヌ・ドヌーブが演じている。
後半、ストーリーがやや重くなってくるが、セルマの笑顔と、随所に挿まれる“ミュージカル”によって、決してどん底まで行かない。
ラストは衝撃的だが、最後の最後までセルマは自らの身を挺して息子・ジーンのために自分の道を選ぶのである。
監督は「奇跡の海」のラース・フォン・トリアー。
本作はカンヌ映画祭で、パルム・ドール(最優秀作品)を受賞し、主演のビョークは主演女優賞を受賞しました。
時にむしょうに観たくなる。そんな映画です。