「志村高弘展
TAKAHIRO SHIMURA EXHIBITION」
at:Watanabe Fine Art Gallery
鉄…武骨で重い黒褐色の物体。
だが丁寧に丁寧に打ち出してやるとこんな表情を見せる…。
って事を示してくれる作品展。
6~70kgにならんとするやじろべえや四角く小振りな鐘突堂のような振り子などは形だけでなく実際にゆらゆら揺らす事ができ、かなり長い間動いている。
昨年の作品のシンプルさに比して今年の作品は随分メカニカルだ。
アイデアノートも拝見したが、スケッチそのものが立派な作品である。
こうしたギャラリーを覗くのは楽しい。
オレの中に無い発想や視点に出会える。