ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

こんな映画を見て来ましたっ!

2016年12月26日 01時55分11秒 | 映画
鑑賞作品:「でんげい」(2D・字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:「이바라키의 여름 いばらきの夏」



(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCLICK!)

第38回全国高等学校総合文化祭「いばらき総文2014」の郷土芸能部門に朝鮮半島の伝統芸能「地神パルキ」で挑んだ「建国高校伝統芸術部(略称:でんげい)」の練習から大会後までを追った韓国釜山MBS制作のドキュメンタリー。

緊張感あふれる文化祭まで、とインターバルを置いての後日談との生徒たちを取り巻く空気の落差がリアルだ。その間にあった、それぞれの見えない物語を想起させる。

ドローンでワンカット撮影されたエンディングのシーン…大会を終えた彼ら彼女らの普段着の姿を望みながら、カメラは天空高く舞い上がっていく。

皆が座る大和川の堤防から飛び立つカメラは、橋上をまず大阪市内へ、次に堺方面に抜けて行く南海高野線を遠くに小さく映しながら空へ上る。

心に残るシーンの一つである。

ひと夏の思い出は、きっと何年も…ずっと忘れられないモノになるだろう。

いい映画だった。


…だからドキュメンタリーは止められない。

「鑑賞評価:☆☆☆☆△」

蛇足…ちなみにこの「でんげい」というタイトルは一般公開が決まった際に公募されたものである。


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