「ニューヨークの天使たち」
著者:渡辺葉
関連まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
著者は椎名誠の実娘。
そうと知って読むと、なるほどなぁと思うヶ所もある(著者本人は嫌かもしれないが)。
やりたい事をやりたい様にやってる感じもどことなく似てる。
時折、独り善がりな正義感(この表現が正しいかどうか別として←)に燃えてるのも。
「雛のころ」では母(渡辺一枝)と暮らしていた当時のちょっと変わった←思い出が「絵が浮かぶように」描かれ、
「蝶」では舞台に挑む心境をクールに客観視している。
「ルクソール」で出会うイタリア人の老婦人との少し怖い(本文中で本人がそう書いている)会話や、「森のふたり」の父娘とのほんの短いつきあい。
「人々の村」での「ごく普通」の料理の鮮やかな描写、「妙ちくりん」では「クレイジー」なニューヨークの姿を切り取り…。
アッチコッチに飛ぶ話がそれぞれ個性の違う深いエッセイになっていて、ミスマッチにも思える多岐に渡る交遊関係はあまり他には見られないオリジナリティかつグローバル。
先取りしてるというか先見の明があるというか…(この本、1996年~2004年頃に書かれたモノだからね)。
つい先日もSNSでチラッと独特な意見を発信していたが…自由奔放でありながら何とはなしに一本芯が通った印象も…。
一冊で様々な味が楽しめる。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:渡辺葉
関連まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
著者は椎名誠の実娘。
そうと知って読むと、なるほどなぁと思うヶ所もある(著者本人は嫌かもしれないが)。
やりたい事をやりたい様にやってる感じもどことなく似てる。
時折、独り善がりな正義感(この表現が正しいかどうか別として←)に燃えてるのも。
「雛のころ」では母(渡辺一枝)と暮らしていた当時のちょっと変わった←思い出が「絵が浮かぶように」描かれ、
「蝶」では舞台に挑む心境をクールに客観視している。
「ルクソール」で出会うイタリア人の老婦人との少し怖い(本文中で本人がそう書いている)会話や、「森のふたり」の父娘とのほんの短いつきあい。
「人々の村」での「ごく普通」の料理の鮮やかな描写、「妙ちくりん」では「クレイジー」なニューヨークの姿を切り取り…。
アッチコッチに飛ぶ話がそれぞれ個性の違う深いエッセイになっていて、ミスマッチにも思える多岐に渡る交遊関係はあまり他には見られないオリジナリティかつグローバル。
先取りしてるというか先見の明があるというか…(この本、1996年~2004年頃に書かれたモノだからね)。
つい先日もSNSでチラッと独特な意見を発信していたが…自由奔放でありながら何とはなしに一本芯が通った印象も…。
一冊で様々な味が楽しめる。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
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