「トラブル クッキング」
著者:群ようこ
関連まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
「どうしてこんなものまで失敗するのか」と切り出しておきながら、最初の料理は「土鍋」を使っての「肉じゃが」。まぁ百歩譲って「肉じゃが」は良い。
まず躓くのが「土鍋の絵柄が気に食わない」とかwww
どうやら著者は「形から入る」クチかww
その後も、よく言われる…「料理下手ほど謎のアレンジを加える」なる名言を地で行くような惨劇が繰り返されるw
椎名誠的に「ワッと入れる」みたいな料理の方が美味い時もあるのは解る。
一方レシピ通りにやるのが一番失敗が少ないのも道理。
…で。
レシピも知らんのにアレンジかまして目分量でやる、みたいなのを選りすぐってつらつら並べたのが本作である←←ネタと思って生暖かい目で見てやるのが正解ww
45ページ辺りの「腕が伴ってないのに上を目指そうとする」みたいな「もしかしたら誰もが一度は通る道かも知れない」描写はさすが作家さんだなぁ…とは思うのだ。
その他、失敗した厚焼き玉子(のできそこない)を「くちゃくちゃになった黄色い布きれ」と表現したり、「鰺(アジ)の干物」や「鰯の丸干し」を「ミイラ化した魚」と一括りにしたり…思わず笑ってしまうような筆力こそがこの本を成り立たせている。
201ページの「すき焼き」のように
「そもそもが人によって定義の別れているモノを失敗がデフォの初心者に作らせようとする」
なかなか性格のよろしいお友達もいらっしゃるww←確信犯と言おうか火に油と言おうかww
スットコドッコイな調理本は下手すると「痛々しさ」や「苛立たしさ」が勝ってしまって途中で読むに堪えられなくなったりするが…ギリギリの所で踏みとどまっていられるのは「作家としての料理の腕」であろうかと…。
「満足度:◯」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:群ようこ
関連まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
「どうしてこんなものまで失敗するのか」と切り出しておきながら、最初の料理は「土鍋」を使っての「肉じゃが」。まぁ百歩譲って「肉じゃが」は良い。
まず躓くのが「土鍋の絵柄が気に食わない」とかwww
どうやら著者は「形から入る」クチかww
その後も、よく言われる…「料理下手ほど謎のアレンジを加える」なる名言を地で行くような惨劇が繰り返されるw
椎名誠的に「ワッと入れる」みたいな料理の方が美味い時もあるのは解る。
一方レシピ通りにやるのが一番失敗が少ないのも道理。
…で。
レシピも知らんのにアレンジかまして目分量でやる、みたいなのを選りすぐってつらつら並べたのが本作である←←ネタと思って生暖かい目で見てやるのが正解ww
45ページ辺りの「腕が伴ってないのに上を目指そうとする」みたいな「もしかしたら誰もが一度は通る道かも知れない」描写はさすが作家さんだなぁ…とは思うのだ。
その他、失敗した厚焼き玉子(のできそこない)を「くちゃくちゃになった黄色い布きれ」と表現したり、「鰺(アジ)の干物」や「鰯の丸干し」を「ミイラ化した魚」と一括りにしたり…思わず笑ってしまうような筆力こそがこの本を成り立たせている。
201ページの「すき焼き」のように
「そもそもが人によって定義の別れているモノを失敗がデフォの初心者に作らせようとする」
なかなか性格のよろしいお友達もいらっしゃるww←確信犯と言おうか火に油と言おうかww
スットコドッコイな調理本は下手すると「痛々しさ」や「苛立たしさ」が勝ってしまって途中で読むに堪えられなくなったりするが…ギリギリの所で踏みとどまっていられるのは「作家としての料理の腕」であろうかと…。
「満足度:◯」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
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