2018年7月19日(木曜日)晴れ。28℃~15℃。降水確率0%。湿度73%。北の微風。紫外線量8。午前中は北から雲が押し寄せたが、午後には快晴。天気は良いものの窓を開けると涼しい風。サド湾と大西洋がトルコ石ブルーとエメラルドで斑に美しい。
『きょうのニュース』ペニシェの450人の漁師がイワシなど魚の漁獲制限に不満、抗議行動。1989年にカーボ・エスピシェル沖で難破沈没した貨物船の潜水調査。看護師不足から各地の各病院で20~50のベッド数減少。救急車にネット手話通訳設備。ポルトガル人は砂糖の摂り過ぎ、コーヒー用ペットシュガーを、現在は7~8グラム入りを2グラム減らすなどし、2020年までに4グラムの減少目標。ファーロに1万8千人のバイクが集結、警察は警戒態勢。
『昨夜の映画』は
『天と地』(Heaven & Earth)1993年。アメリカ映画。141分。監督・脚本:オリバー・ストーン。『プラトーン』(1986年)、『7月4日に生まれて』(1989年)と併せて、ストーン監督のベトナム戦争三部作をなす。 映画は、レ・リー・ヘイスリップ( Le Ly Hayslip )がベトナム戦争期の自身の体験について書いた小説『When Heaven and Earth Changed Places』を原作としている。 レ・リー・ヘイスリップ(ヘップ・ティ・リー)は、抗仏戦争中にベトナム中部の、当時キ・ラと呼ばれた農村に生まれる。 穏やかな美しい村であったが、この村が南北ベトナムの国境線付近であったためこの村の人々と彼女の人生は否応なく戦争に巻き込まれていった。 彼女がベトコン側の見張りをしていて、ベトナム共和国政府軍兵士の進行をベトコン側に通報したため、ベトナム共和国政府軍に逮捕・拷問される。家族の働きかけによって釈放されるが、そのことでベトコンにスパイと疑われ、二人のベトコン兵士にレイプされる。そして、村人からも疑いの目をかけられるようになり、彼女は村を離れなければならなくなった。 彼女と母親はサイゴンで、アインという金持ちの屋敷で雇われることになった。 そのうちにレ・リーはハンサムな主人アインに惹かれ恋心を抱くようになり、彼の子を妊娠してしまう。アインの妻に妊娠したことを知られ、レ・リーと母親は故郷近くの街ダナンに追い返されることになった。 母親は商売がうまくいかず故郷の村に帰ってしまうが、帰ることのできない彼女は生まれた子供と困窮しながらも米軍のゴミ収拾場で働きはじめ、ついには米軍兵相手に売春をしてしまう。 後に韓国軍のカジノの職を得て生活は安定し、アメリカ海兵隊の射撃隊軍曹スティーヴ・バトラー(トミー・リー・ジョーンズ)と出会う。 彼女は過去の不運な恋愛経験などから、最初は彼に冷たくするがスティーヴは彼女の心を解きほぐしていく。 二人は結婚し新しい家庭を持つことになったが、日に日に戦況は悪化し、終にはベトナム共和国政府が崩壊してしまう。 スティーヴが戦場へ向かったため、二人は離ればなれになってしまうが、後に再会する。そして二人はベトナムを去り、アメリカに行く。 人生を共に歩み始め、レ・リーは夫の反対を押し切って始めた商売が軌道に乗り、アメリカ社会に適応するが、スティーヴは、特殊部隊で過ごした殺戮の日々の記憶とアメリカでの仕事がうまくいかないことから次第に心を蝕まれてゆく。そんなスティーヴとレ・リーとの間には溝ができ、ついには離婚してしまう。さらに海兵隊をクビになり、結婚生活も仕事も失ったことになったスティーヴは絶望する。レ・リーは僧侶と話し合い、スティーヴを赦しやり直す気になるが、スティーヴが子供を連れ去ってしまう。レ・リーはスティーヴに戻ってくれるよう必死に語りかけるが、スティーヴは自殺してしまう。 悲劇から何年もが過ぎ、レ・リーは息子らを連れてベトナムに戻り、再び故郷の地に立つ。 (Wikipediaより)
『キングダム・オブ・ヘブン』(Kingdom of Heaven)2005年。アメリカ映画。145分。監督:リドリー・スコット。十字軍が聖地エルサレムを奪って約100年後、フランスのある村に十字軍への志願者を募る一団が現れた。彼らを率いるイベリンの領主ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)は、鍛治屋の青年バリアン(オーランド・ブルーム)に声を掛ける。バリアンは息子を病で失い、さらに悲嘆に暮れた妻が自殺し、失意の底にあった。ゴッドフリーはそんなバリアンに十字軍へ参加するようにと語る。実はバリアンはゴッドフリーと平民の女性の間にできた隠し子で、息子を後継者として迎えるために来たのだった。 妻の「罪」を償うため、聖地へと旅立つバリアンだったが、その道中で負傷した父ゴッドフリーはバリアンを騎士に叙勲してメッシーナ港で病死してしまう。さらに船が地中海で難破し、流れ着いた砂漠でサラセン人の領主に襲われるなどの苦難に見舞われながらも、助命した領主の従者ナーシルに案内されてエルサレムにたどり着く。 聖地では時の王ボードゥアン4世(エドワード・ノートン)の治世の下、キリスト教徒とイスラム教徒が共存していた。しかし、その平和はサラセン人の王サラディン(ハッサン・マスード)との和平による危うい均衡の上に成り立ったものであり、再戦を主張するギー(マートン・チョーカシュ)やルノー(ブレンダン・グリーソン)らの派閥を、王の側近であるティベリウス卿(ジェレミー・アイアンズ)が辛うじて抑えているに過ぎなかった。更に、王は不治の病に冒されており、余命幾ばくもない状況だった。父の意思を受け継ぎ、領地の経営に乗り出したバリアンは、やがてギーの妻で王の姉のシビラ(エヴァ・グリーン)と恋に落ちる。 同じ頃、ルノーが砂漠を往来するサラセン人の隊商を襲撃、それに怒ったサラセン軍がルノーの居城に押し寄せた。ボードゥアン4世の命令により民の救援に駆けつけたバリアンは騎士の先頭に立って戦うが、敢なく敗北する。彼らを率いていたのはナーシルであった。彼の正体はサラディンの側近で、バリアンが倒した領主は替え玉だった。ナーシルは倒れたバリアンを助け起こし、砂漠での借りを返す。やがてサラディン自らが率いるサラセン軍の本隊が現れ、同じくボードゥアン率いる十字軍本隊と対峙する。王はルノーを自ら罰することを誓い、サラディンは軍を退いた。ルノーは領地を取り上げられ、投獄される。だがその直後に王は倒れ、寝たきりの状態に陥った。 死期を悟った王はバリアンにシビラと再婚しギーの代わりに王位を継いでほしいと願う。しかしバリアンは己の良心に従ってこれを辞退する。それから程無くして、ボードゥアンは崩御した。王位に就いたギーはサラディンの使者を殺し、制止するティベリウスを無視して開戦に踏みきる。また、釈放されたルノーは人質であったサラディンの妹を殺害するという暴挙に出た。勇んで聖地を出立した十字軍だったが、砂漠での無理な行軍が祟り、サラディン軍に包囲殲滅される。ギーは捕虜となり、ルノーは処刑された。惨状を目の当たりにして、平和への努力が無に帰したことを知ったティベリウスは、残った手勢を率いてキプロスに撤退し、エルサレムに残る将はバリアンだけとなる。 バリアンは苦悩の末に答えを見出だし、神のためではなく聖地に生きる民の為に戦うと決意した。エルサレムの全ての男子を騎士に任じ、籠城の準備を進める。やがて始まったサラセン軍の猛攻で城壁は崩落するが、にわか仕立ての軍団は果敢に戦い抜いた。数日後、サラディンは講和の席を設け、キリスト教徒の助命と退路の安全を引き換えに開城を求めた。バリアンはそれを受諾し、ここにエルサレムは明け渡された。エルサレムの価値とは何かを問うバリアンに対し、サラディンは「無であり、全てでもある」と答えた。王女の地位を捨てたシビラはヨーロッパへと引き上げる民衆と同じ徒歩で聖地を後にする。 故郷へと戻ったバリアンの元に、イングランド王リチャード1世が訪れた。第3回十字軍を呼びかける王はエルサレムの英雄を探していたが、バリアンは自分はただの鍛冶屋だと答え、シビラと共に何処かへと旅立って行った。(Wikipediaより)
『パトリオット』(The Patriot)2000年。アメリカ映画。164分。アメリカ独立戦争を背景とするドラマを描く。 監督:ローランド・エメリッヒ。18世紀アメリカ。13植民地が次々とイギリス帝国に対する独立戦争に加わる中、ベンジャミン・マーティン(メル・ギブソン)が暮らすサウスカロライナ植民地も、開戦か恭順かの選択を迫られていた。 マーティンは、フレンチ・インディアン戦争の英雄であったが、家族を持った今は開戦に反対していた。一方でそんな父親に反発し、長男のガブリエル(ヒース・レジャー)は大陸軍に志願して戦場へ赴き、次男のトーマス()も従軍を希望していた。 しかし2年後、負傷したガブリエルが帰還する。それに伴ってマーティンの住む家のすぐそばまで迫った戦火は、ガブリエルを敵兵の囚われの身とし、トーマスを死に至らしめた。トーマスを失った怒りからマーティンは昔の本能を呼び起こし、ガブリエルを救出した後、再び戦場へと赴く。 そして旧友のバーウェル大佐(クリス・クーパー)を頼って大陸軍に就役し、民兵を組織してイギリス軍に襲撃を始める。その神出鬼没な戦い様から、イギリス軍から“ゴースト”の異名を受け、敵軍のタヴィントン大佐(ジェイソン・アイザックス)から追撃を受ける様になった彼とその仲間達は、さまざまな犠牲を払いながらもアメリカ独立の大義のために戦う。 そしてついに決戦の日が訪れ、マーティン率いる民兵隊は大陸軍の正式な一員と認められて参加。乱戦のさなか、マーティンは宿敵タヴィントン大佐と対峙する。 (Wikipediaより)