10月22日 木曜日
それで国
も国民も、戦前の自信を喪失しました。 ~ 中略 ~
社会が乱れ …闇市が堂々と・・・生活物資の不足…とくに食料
が ・・・・ ~
そんな戦後の世の中で、働く職もない時代でした。勤勉な国民は
食べられそうなものは、なんでも食べ生きてきました。そうして国の
再建復興を短期間で成し遂げ、世界の国々や人々を「アッ」と驚か
せました。
この様な波乱万丈の時代に、戦前は軍国少年として育ちました。
然し戦後は戦前とは正反対の、自由・民主主義の教育を受けたの
です。戦前の教えの大部分は、墨塗りをした教科書で学びました。
・ 働く定職もなく、生きる希望もない…貧しい家庭の子が・・
高校を卒業しても、働く定職は有りません 。それで土木や石割
の仕事、住み込みで精米・うどん打ち・代用教員等を2年間転々と
しました。
代用教員で働くうちに、この仕事が私の天職であると思いました。
小作農で収入の少ない家庭に、更に負担をかけるのは心苦しいの
です。でも代用教員で生涯勤める思いを辞め、教員養成の学芸大学
受験を決意しました。
入学試験に無事合格して、卒業し教師となったのです。昭和31
年6月より平成2年3月退職するまでには、様々な曲折がありまし
た。然し生涯の仕事として、全力で全うすることが出来ました。
・・・・ 次回に・・・・
貴重な体験ですその戦後を大変な思いをしながら
育ててくださって家族・・其処から自分の足で巣立って
進路を定め社会の大きな歯車となりましたね
その戦後の大変な思い・・これだけは普通の
我々が体験していない・・ことなのでそのあたりの
経験をしっかり記録に残して後世にその戦争の
悲惨さを訴えていかねばならないと思います
2日も続けてアップ?この程度の長さなら、それほど無理しなくてもできるでしょう。かくことで元気になることがあります。
目標があれば人間、あれをやるために、これを早く済ませようとなりますからね。