令和4年5月16日
先生は現在96歳で、最近は疲れやすく、足腰が弱り年齢相応・気
力は60代とも見えるそうです。
雑念の誌をノート1冊に書き上げてこれが最後だと思っていた。人
生色々を書いたのは平成17年3月、ペンを置いたのは95歳雑念の誌・終活の誌は96歳の執筆で・・孫にノートを送って生きた証として人生の
糧にと思っていた。私の自分史を見て、孫だけでなく多くの友人、知人に感謝の子持ちを込めて贈呈・・・。
❓ 居酒屋
ちょっと1杯、という名の居酒屋が、八幡西区熊手の大通りの路地
裏にあった。暖簾をくぐれば「いらっしゃい」笑顔で迎えるママの横顔を見ながらカウンターの丸椅子に座わっている「岩崎君に、何時来たね。」「さっきだよ。」言葉を交わして彼の横に座る。数分後羽田君が「待たしたね」と我々に握手を求めて、丸椅子に座る。揃ったねでは乾杯しましょうとビールを注ぐ。ママもどうかね「いただくは」と4人で乾杯・・・。
有るとき、この中で1番長生きをするのは「岩崎君だねと君はからっとした体格で病気とかないよね」 と言ったものだが、運命は皮肉なもので1番長生きをする はずの岩崎君が、80代始めにこ の世を去った。其の後、羽田君も体調不良を理由に来なくなって・・・令和2年7月9日世を去り。
その後も時々店にかよっていたが、ある時ママが私も年で、店じまいするの。これまで通ってくれて有難う」と寂しそうに言った。
この様子を読みながら、男の友情の心が美しくまた羨ましい次第です。
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