道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

12/28今日は8km超スロージョグ(救われた想い…)

2022-12-28 21:39:00 | 日記



初孫くんは朝からご機嫌ナナメだった
ママがお昼寝用のパジャマを忘れたまま
出勤してしまったから…


そのまんまの洋服でお昼寝すればいいよ
先生に言っておくからさ…


年内最後の登園日
不貞腐れてる初孫くんをなだめながら
こども園へ送り届けた

送った帰り道
空を見上げながら
昨日に続いて今日も走ろうと…

昨日が走り納めだと思ってたのに
今日も割と好天?というか
午前中は雨雪も降らない空模様
風も強くなくて…

なら
走らないと…

老いぼれジジイのポンコツランナーでも
走れるときには走っておかないと…

悔いを残さないように…

ただ
凍てつくほどの寒さには
さすがに逡巡してしまって…

寒いのは割と平気というか
ランナーにとっては当たり前のことで…

ジジイがためらったのは
もしかすると
足指のシモヤケが悲鳴を上げて
爆発?してしまうかもと…

それを覚悟した上で走らなければ…

念のため
昨日濡れてしまって
まだ乾き切ってないシューズから
別のシューズに履き替えスタート!








昨日も今日もこのクソ寒い中
誰一人として走ってるランナーはいない
ポンコツランナーのジジイ以外は…

当然と言えば当然か?
年の瀬の押し迫った平日の午前中に
走ってるヒマなヤツなんてオレくらいか?

だろうな
呑気に走ってるプータローのジジイと違って
みんな忙しいんだから…

もし走るとしても
仕事前の早朝か
仕事終わりの夕方や夜だろう

そんなことを思いつつ
時折り氷の張った歩道
滑って転ばぬよう注意しながら
慎重にゆっくり走っていた

この間コケたばかりだし
もうコケるのはカンベンしてほしいから…

そんな走り方が悪かったのか
いつもなら3〜4キロ過ぎれば
坐骨神経痛の痛みに慣れてきて
足取りも軽くなるはずなのに
今日はちょっと違った

5キロを過ぎても
一向に痛みが引く気配もなく…

むしろ
段々と大きくなってきた感じで
骨盤というか股関節を使う走りが
全然できなくて…

今日も10キロを走ろうと思ってたけど
結局ショートカットして
8キロでやむなく終了

走り終えてシャワーを浴びた後も
なんだか調子がイマイチ戻らず
スッキリしないスロージョグになった

まぁいいさ
毎日のように走り続けていれば
こんなことだってあるさ

坐骨神経痛に負けて
調子の出ない日の一つや二つ…








お昼ご飯を食べたあと
遅まきながら年賀状を出そうと…

今日郵便局に持っていけば
無事に元旦に届くだろうか?

去年は出すのがあまりに早すぎて
出した後に
バァさんが亡くなってしまったけど…

まぁ出したところでわずかな枚数
日頃の暮らしに影響を与えるほどではない

というのも
終活?の一環として
数年前に枚数を思い切って減らしたから…

それまでは60〜70通ほどだったけど
それを必要最小限の10数通に…


現役時代に付き合いのあった人たちや
オヤジの代からやりとりのあった方々
非礼だとは思いつつも英断?を下して…

会ったこともなく
年賀状でしか名前を知らない
遠くの親戚の人も何人かいて…

もともと
新しく知りあった人の場合でも
自分の方から年賀状を出すことは
極力控えていたのだが…

それでも
向こうから年賀状が送られてくれば
返信せざるを得ず
そうこうしているうちに
結構な毎数になってしまって…

だから…

ちょっとした付き合いだけの関係とか
会うこともなくなった学生時代の友人
いつまでも上司面できない元部下たち
現役時代にお世話になったお得意さま
などなど…

ついに送ることをやめた

いわゆる断捨離のひとつ?
終活という言い訳を名目にして…

と言っても
誰にもそんな言い訳をしないまま
ある年から突然出さなくなったのだが…

失礼なヤツだと思われてるかもしれない
きっとそう思われてるに違いない

それでもいいんだ
そんなヤツだと思われても…

これまで
何でもかんでもヒトに合わせてきた生き方
悪く言えば八方美人
良く言えば全方位戦略?

それが
上手に生きていく上で
大事なことだと思ってきたけど…

もうこれ以上ヒトの顔色を伺いながら
生きるのをやめにしようと…

本当はかなりの人見知りだし
人付き合いの上手い方でもないから…

自分勝手だと思われても
真に自分のやりたいことだけを
これからはそんな生き方をしたくて…

どっちみち
死んじゃえばそれで終わってしまう

オヤジやバァさんだけでなく
昨今の友人知人の死を踏まえて
人間関係というかヒトとの付き合いなんて
そんなものだと…







ということで
いまはたったの10数枚ほどの年賀状

その年賀状を書いたあと
市内で一番近くの某郵便局までひとっ走り…

出し終えて
駐車場に戻ってきたとき
偶然にも元部下のとある女子と遭遇

女子といってももうアラフォーか?
入社したときは20代
もちろん独身で…

昔はかなり可愛い子だったはず
今もその名残は充分にあるか?
だから簡単に誰かと結婚してしまって…


よう!
久しぶり〜!


手を上げて声をかけたけど
キャップを被ってマスク姿だし
何より若者風のキャップからはみ出た
茶髪のロン毛…

一見して誰かは思い当たらなかったようで
しばし目を丸くして僕をジッと見ていたが…

まぁ誰なのかわからなくてもいいや
そんなに付き合いがあったわけじゃないし
そう思いながら
手を振って立ち去ろうとしたとき…


あっ…
○○さん?
え〜っホントに○○さん?


それまで無表情だった彼女の顔が
破顔と言えるほどの笑顔になって
僕の傍まで駆け寄るように近づいてきた

そのリアクションは予想以上に大袈裟で
あらためてそこまで親しい間柄だったっけ?
そう思わせるほど…

そういえば
年に一度の社内懇親会で
一度だけ彼女の肩を抱きしめ
写真を撮ったことがあったっけ?

その時の写真の彼女
同じような破顔の笑顔で
いまも僕のスマホの中に残っているけど…

当時は誰とでもそんな写真を撮っていたから
ほとんど気にしたこともなかったが
彼女もそれなりに僕に好意を抱いていた?
そういうことなのだろうか?


そうだよ〜
やっとわかった?オレだと…

だって〜
全然違う人みたいだもん…
かなりのイメチェン?
なに?そのヘアスタイル?金髪?
変に似合ってるし〜!


そんな彼女の受け答えがまるでタメグチ
とても元上司に対してだとは思えないほど…

推察でしかないけど
たぶん彼女も僕の根っからのチャラさを
昔から感じ取っていたに違いないと…

まぁ
親子ほど年齢差のある部下の女子の肩を
酒宴の席とはいえ力一杯に抱く上司なんて
当時は誰もいなかったはずだし
今ならまさにセクハラでしかないか?

そんなタメグチの彼女に
元気だったか〜とハグするように
両手を広げると…

嫌がることなく
僕の胸の中に飛び込んできた!

まぁアラフォーで子持ちの母親だとしても
旦那以外の男性と
車の往来が激しくて
たくさんの人目もある駐車場でハグなんて
仕掛けたのは僕の方だったけど
ちょっと信じられなかった

ひょっとして
年寄りすぎて人畜無害に思われたのか?
そうなんだろうな〜きっと…


仕事…
頑張れよ〜


そう言って
ボタンを開けたコートから覗く
彼女の両胸の間に
人差し指でツンと押しても
嫌がる風は全くなく…

むしろ
彼女の方から…


ねぇ
写真撮ろうよ写真!
あっいまケータイ持ってない!

オレ持ってるよ
ここで撮る?

どこでもいい!
○○さんとのツーショットなら…

そう言えば
オレのクルマはオープンカーなんだよ
オープンにしてその前で撮ろうか?

そうしよ〜!



撮った写真がコレ…

彼女は僕の白いアゴ髭を触りながら
それが嬉しいように…

アゴ髭フェチか?

別れぎわ
僕も彼女もちぎれるほど手を振って
バイバイしたけれど…

チャラいジジイの本性
そんなに付き合いもなかったはずの彼女にも
とっくにバレていたのかと思うと
ハズいやら呆れるやら…

ただ少しだけ
独身キャリア女子に後ろめたい気持ちを
胸の奥で感じながら
思いもかけなかった
久しぶりの再会が嬉しかっただけ…

もちろん
再会した彼女とは
これ以上の進展があるはずもない

子持ちで幸せな暮らしを送ってる
彼女とは…

単に懐かしかったのと
僕の変貌ぶりにビックリしただけなのだろう

何度も
LINEで僕に連絡してきた
独身キャリア女子とは違って…






坐骨神経痛に苦しめられた
今日の8キロの超スロージョグ

スッキリとはしなかったけれど
思いもかけなかった元部下女子との再会に
どこかしら救われた想いが…

これだから
エロジジイは治らないんだよなぁ〜

幾つになっても…



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