道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

7/21また歩いちまったゆるジョグ7㎞(そんなことさ…)

2024-07-21 17:49:00 | 日記

お天気アプリの予報では
今日は昨日より4℃も高くなる見込み

確かに目覚めたときには
自室の扇風機をかけようかと思ったほどで
起床して直ぐに食堂の扇風機を回した

でも気温は高そうだけれど
案外カラッとしてて湿度はそこまでじゃ…

もちろん暑いのは間違いがなく
走る前から今日のジョグに一抹の不安が…

昨日はなんとか7キロ走り切れたけど
今日は無理しないようにと決めて
ジョグの準備を進めることに…

そして
今日はこの子をお供にして…



日曜日の朝
いつもと同じような時間にスタートしたけど
まだ住宅街は眠ってるようにおとなしく…

朝から暑そうな陽射しだけが
我が物顔で街を照らしていた

実際に暑いのだと
お陽さまから逃げるように…

いつもよりペースを抑えつつ
出来るだけ不要な汗はかかないようにも…

暑い中で早々に歩きたい欲望にかられたけど
とりあえず5キロまではガマンだと…

この時点で
5キロ過ぎからの長い上り坂は
半ば歩く気持ちになっちまってて…

去年までは全然歩かなかったのに
今年はどうしちまったんだろう?
本当に…

悪い癖がついたというよりも
上り坂に差し掛かると
お尻の筋肉がマジで悲鳴をあげている

坐骨神経痛のせいだろうか?
痛みがあるというより
大臀筋のキャバがテンパイになってしまい…

腿裏のハムストリングスも
ポンコツジジイの命令を聞いてくれず…

日影も全く無くなって
体温が急上昇しだしたと自分でもハッキリ…

なので
勾配がキツくて歩くしかないスパンを決めて
無理をしないで上ることに…



残り2キロの大半を歩いた一昨日よりは
まだマシだったけどこのペースじゃなぁ

だけど
5キロまではゆっくりながらも
割とマトモに走れてたから
そこそこのペースだったと…

コロナ禍になる前というか
坐骨神経痛を患う前までは
今と同じ坂道を走ってても
7キロ40分切りのゴールは普通だったけど…

今となってはそれも夢物語か?








ジョグから帰ってくると
カミさんはもう出かけたあとで
なんでも今日は夕方まで帰って来ないと…

ということで
いつもならプチチートデイにするのだが…

このクソ暑い中を走ってきたあとは
さすがに元気のないポンコツジジイ

いつもの庭掃除もそこそこにしたものの
すでにグッタリ…

エアコンをかければ
それなりに元気が出てくるのだろうけど…

少し早めの昼メシに
ほんの少しお酒を飲んだだけで
食器も洗わないうちに寝てしまって…

やっぱり
尋常じゃないほど疲れてるのかも?

椅子に座りながら寝るのって
隣県の某施術院のキビシい先生から
絶対にしないようにって言われてたのに…

そうやって
気づかないまま寝てしまっていたとき
僕を起こしたのはスマホのコール音

大都会に住む親友からだった

彼とは肺ガンで去年亡くなった親友も含め
東京で楽しい学生生活を送っていた

あまりに楽しすぎて?というか
何かといろいろあって
3人とも大学を中退してしまい…

その昔
花の中3トリオと呼ばれる女性歌手たちが
人気あったけど…

僕たちは密かにバカな中退トリオと
自ら名乗って自虐的に生きてきた
この歳になるまで…

まぁ一人はもう天国へ行っちゃったけど…

で…彼の電話は
来月8月のアタマに帰郷するから
一年ぶりに会おうというお誘い

断る理由もなく
もちろん即座にOKの返事を…

電話を切った後で
ちょうど一年前に亡くなった
親友のことをふと思い出した

もう一年経ったのだと…

急に亡くなった彼の顔が見たくなって
もちろん見ることはできないけれど…

食器を洗ったあと
彼の住んでた家までプチドライブ
会えるはずもないのに…



彼の家は狭い道路の住宅街の一角
もう誰も住んでないから
もしかすると取り壊されて無いかもと
心配しながら車を走らせたけど…

玄関には
まだ彼の父親と彼の表札がかかっていて
生存時そのままみたいに残っていた

彼の息子たち3人はすでに独立して
それぞれ家庭を持って暮らしているし…

彼が亡くなる少し前に家を出て
離婚訴訟を起こしていたカミさんも
離れたところのアパート住まいだったはず

結局彼ら夫婦は離婚しないまま
彼が死んじまったわけだけど…

とりあえずは
まだ残ってた家の玄関先で合掌…



こうやって70年ほど生きてると
いろんなことがあるよなぁ…
ホントに…

若かった学生の頃は何も考えずに
ひたすら遊び呆けていたけど…

こんな歳になってリタイアしたあとでも
あの頃のことはよく覚えてて
バカなことを散々繰り返していたと…

もちろん3人とも
周囲の環境は変わっちまったけど
いまでも愚かさは変わらなくて
そのまま歳だけを重ねてきたような…

2年前の地元のKMマラソン前日の土曜日
肺ガンで入院直前の彼を励まそうと
高校大学時代に仲の良かったメンバーが
集まって飲み会を開いたけど…

病人にも関わらず
浴びるほど酒を飲んで酔っ払いながら
大笑いしていた彼の顔が忘れられない

僕も死んでしまえばそんな風に
みんなに思い出してもらえるのだろうか?

このあと
誰が順番で逝くのか知らないけれど…

そういうことなんだろうなぁ
きっと…

そんなことさ…



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