takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

全事研福島大会1日目

2008-08-06 20:40:30 | 学校事務
 島根から帰ってきたと思ったら今度は全事研福島大会で出張旅費がないため3日間休暇で通うことに。1日目は開会式と文科省の官僚の話と記念講演と学校事務のグランドデザイン策定事業報告が行われた。約2700人が集まる集会はそれなりに経済効果もあるのだろうけれど、弁当を受け取るために列んだり、女性はトイレに列んだりとにかく大変なお祭りだった。

 文部官僚は自民党文教族の話と秋までに事務長を導入するとか言ってたっけ。それにしても官僚を紹介するときに「我々の守護神」とは言い過ぎだな。そんなに持ち上げてゴマを擦ってもいずれ足下をすくわれるぞ。オレは官僚なんて信用していない。税金を動かすだけで利権を手に入れ何も生み出さず、言い訳と屁理屈だけはつねに用意している人たちだと見ている。オレも公務員の端くれだけど公務員も同じかもな。ただ少なくても現場で汗を流すことを大事にしているつもりだけれど。

 記念講演は東北大学の川島隆太という人で任天堂DSの脳トレを開発した人。あまり期待してなかったけれど、話し方もうまく胸に落ちる部分が多い講演だった。前頭葉を発達させることが大事で読み書き計算で鍛えることができるとのこと。その上で想像力やコミュニケーション能力が活きてくるのだそうだ。早寝早起き朝ご飯もご飯やパンを食べるだけでは、食べないのと同じなのだそうだ。つまりご飯やパンと一緒にビタミンやミネラルを取らないと効果がないということらしい。テレビを見ていると時は脳は休んでいるけれどゲームをやっているときは活性化しているという話を聞いてさっそく任天堂DSを買わなければと思ってしまった。うまいな。それともWiiにするか。
 最後に余談で話していたことが興味深かった。戦後まもなくGHQと一緒に民主教育のレールを敷いた、今はどこかの大学の名誉教授の言葉を紹介したのだが、当時の狙いはおおむね達成したと言ったそうである。それは文句を言わない国民を育てるということで95%のもの言わぬ何も考えない国民と2.5%のエリート、残りの2.5%は犯罪者などどうにもならない人なんだそうだ。そのバランスが経済的な生産性が最も高いから当時それを目指して、実際にそういう状況になったと。オレが考えるにそれぞれの国民は文句もあるし要求もあるけれど利己主義が先に来るから大きな力にはならず、結果としてもの言わぬ何も考えないということになっているのではないだろうか。それでも労働組合や一部の政党や市民団体がなくなったわけではなく、力は弱くなったとしても存在しているのは確かだから政治を変える力はあると信じている。学習指導要領についても批判してたっけなぁ。

 全事研の提案するグランドデザインとかトータルプロデューサーとかの提案はカタカナばかりでさっぱり分からなかった。言葉にいくらこだわってみても中身が伝わらなければ意味がないと思うなぁ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全国制度研島根大会3日目 | トップ | 全事研福島大会2日目~終了 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿