震災５日目

　今日も１日出勤できてよかった。だんだん出勤できる人が少なくなってきて今日は３分の１くらいだったろうか。ガソリンがないことには出勤できないわなぁ。広域人事を推進してきた県教委の失政だな。暗いニュースばかりで心が沈むけれど事務室の君子蘭が花をつけた。花を見ていると放射能汚染が浄化されるような気になるなぁ。

　原発の方は昨日の予想どおり２号機が爆発を起こし格納容器の破損があったとか、地震前から停止していた４号機に置いてあった使用済み核燃料の水がなくなって水素が発生して爆発したとか。ということは核燃料が外に出ている事になるか？。そんなこんなで昨日までとは単位が違うほどの放射能が放出されたらしい。
　そして午後になったら原発関係の情報がパッタリと入らなくなった事を考えると、かなり危なくて誰も近づけない状況になっているのかもしれない。もしかしたらすでに無人だったりして。
　１１時の総理の会見で、これまで避難指示が出ていた２０キロ圏内のほかに、３０キロ圏内までの住民に屋内退避の勧告が出された。オレの家まであと１０キロに迫っていて、あとは時間の問題という状況。まぁ３０キロでも４０キロでもそうは違わない気がする。こうなったら「ふじっ子」の塩昆布や海苔を肴にビールでも飲むしかねぇな。（いつもの自暴自棄）子どもたちはカミさんと一緒にカミさんの実家に避難したからここよりは安全だろう。
　ともかく、官邸も原子力安全保安院も東京電力も信用できない。この国の電力供給量が３割ダウンしたとしても原子力政策そのものを見直すべきだろう。その分の労働をカットしてワークシェアもしながら、みんなで生活レベルを下げるのも良いんじゃないの？。

　今夜から真冬並みの寒さになるようだ。こんななか底冷えする体育館で毛布１枚で一夜をあかす避難民の方々の心境はいかばかりだろう。早く暖かくなってほしい。そして燃料の供給を急いでほしい。