1年くらい前に読んだ本ですが紹介しておきます。はじめて貧困問題をテレビで取り上げワーキングプアという言葉を世に広めたNHK特集の単行本です。もう記憶が薄らいでいますが、路上生活をする青年、仕立屋の老夫婦、ダブルワークの母子家庭、肩寄せ合ってくらす農家などワーキングプアと呼ばれる人たちのドキュメンタリーだったような気がします。
生きる尊厳や働く尊厳が奪われている事例がたくさん紹介されていて刺激を受けました。特に仕立屋の老夫婦が記憶に残っています。生活保護基準以下で生活していて、仕立屋という仕事に誇りを持ち認知症のおばあちゃんとの思い出がつまった店を手放すことができず保護が受けられないのだけれど、おじいさんの職人気質が心にしみました。のちに持ち家があると生活保護を受けられないというのはおかしいということで認定されたんだっけかな。
どの事例も自分に起こりうる可能性があり、他人事ではないということを感じました。
生きる尊厳や働く尊厳が奪われている事例がたくさん紹介されていて刺激を受けました。特に仕立屋の老夫婦が記憶に残っています。生活保護基準以下で生活していて、仕立屋という仕事に誇りを持ち認知症のおばあちゃんとの思い出がつまった店を手放すことができず保護が受けられないのだけれど、おじいさんの職人気質が心にしみました。のちに持ち家があると生活保護を受けられないというのはおかしいということで認定されたんだっけかな。
どの事例も自分に起こりうる可能性があり、他人事ではないということを感じました。
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