ケイシロウとトークアバウト

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歌人(かじん)が下人(かじん)に成り果てた話

2021-03-20 23:56:00 | 日記




〜レフティからメズ様へのメッセージ
「mezz様ありがとうございます👍」
(レフティ、フツーやったら寡黙なオトコですから短い返信ですみませんと言い訳たつけど、日頃饒舌なオトコしているお前に言い訳たつやろか🤔メズ様はむちゃ心配してくださっているので、もうちびっと言葉が欲しいところやけど、まあ、人見知りも凄まじいレフティやから目をつぶろう)

〜レフティからヨウイチへのメッセージ
「ヨウイチ!ぼくの意志はケイジロウの意志です」
(レフティ。メズ様から一転して強気に出てるけど、せめて名前の後には、さん付けしよう)

本題や。

短歌に興味を覚えたばかりのオヤジがいた。
このオヤジの元に、
歌人(かじん)の交流会の誘いが来た。
場所は高級ウナギ屋やった。
当然オヤジは参加した。

オヤジが高級ウナギ屋の座敷に入ると、
和服に扇子を持って、
考えごとめいた様子の3人の初老の男性がいた。
オヤジは自己紹介して、
すぐに最高級の国産天然ウナギ料理が運ばれた。
そして、
食事を楽しみつつ、
歌の感覚だの、
季語を生かした句だのしゃべり合った。

そしたら、
一人の歌人が、
トイレに立っていった。
やから、
そのまま話を続けていると、
もう一人も一服(🚬)して来ます言うて出て行った。
それにも構わずに、
残った歌人は、
感覚の磨き方を力説してたら、
携帯が鳴ったので、
「失礼します」言うて、
出て行った。
そして、
出て行った三人が、
帰ってくることは無かった😨😨😨
オヤジは、
非常に高い料金を払い、
その日からひと月ほど、
もやし以外を口にできなかった😢

多くの季節が流れ、
2020年のコロナ禍暗黒時代が到来した。

短歌作りを趣味にしていたあるオヤジが、
歌人の集まりに誘われた。
Go To Eatの範囲外になる、
高級ウナギ料理屋の座敷での集まりということやった。
オヤジが座敷に入ると、
和服姿の70代の爺さん歌人が三人いて、
何か考えごとめいた様子で座っていた。
オヤジは自己紹介して打ち解けたが、
「プロの方との会食に緊張します」言うて、
何度も席を立ってトイレに行った。

三人のジジイ歌人は微笑ましくオヤジを見送り、
「また、たらふく食ってとんずらや」とささやき合った。

オヤジが戻ったところで、
また、
季語だの歌の感覚だの言い出し、
オヤジの短歌をほめたので、
オヤジは緊張してトイレに行った。
そして、
それを最後に、
オヤジが座敷に帰ってくることは無かった😳

三人のジジイ歌人がフテていると、
店員が来て、
「先程の方のうな重30食テイクアウトも合計させていただきますさかい」と言ったので、
ジジイ歌人達は揃ってガク(愕)😱が入った❗️
自分たちの食い分さえ持たないジジイたちやった。
店側は、
食費分働いてもらうとして、
三人のジジイ歌人に、
ウナギの着ぐるみ着せた。
そして、
店の前で、
『おさかな天国』の歌詞のさかなという言葉を、
ウナギという言葉に替え歌させて、
三人のジジイ歌人に唄わせた。

そしてそして、

ヨウイチから、
こんなコトを聞いた。

ナンでも、
昨年、
カイ君としのぶの父親が、
どこからともなく、
高級うな重を30食も持って来て、
家族みんなでたらふく食ったということを。
しのぶは、
これを、
「令和の奇跡と呼び」、
「ありがたいうな重やった」とうなづき納得したという。