ケイシロウとトークアバウト

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メロン畑でつかまえて

2021-03-24 23:50:00 | 日記




茨城県に住んでた、
知り合いの性格の悪いババはんの話。

ババはんは、
地元でも有名に近いメロン栽培農家やった。
が、
そのことを鼻にかけて威張りまくり、
よそのところのメロンは腐っているとまで言って、
小馬鹿にした。
ご近所の農家は、
ババはんのところの不幸を神仏に願っていた🙏

そんな折、
メロン収穫の日が来た。
ババはんが、
メロンを獲りに畑に来るや否や、
超なガク(愕)😱💯が入った‼️
ナンと👁
畑に植えてたはずのメロンが一つもなく、
代わりに、
メロンパンがそれぞれ置かれていた。

そこに、
地元にひとつしかない、
大手スーパーの兄ちゃんが、
たまたま畑の横を通りがかっていたので、
ババはんは取り乱し、
「誰がこんなことを🤬⁉️」と叫んだ!
兄ちゃんは、
「あわてるな‼️」と叫んで、
歩き去って行った。

このババはんのミョーに映えまくる珍事は、
ご近所の心に喜びを与え、
「植えたメロンがメロンパンになった」と冷やかし、
ご当地ソングにする話しにまで発展しつつも----

時は20年を経て、
現在に至る。

俺は、
この珍事を、
自称名探偵、道頓堀川痴歩に話した。
道頓堀川痴歩は、
この迷宮入りメロン畑の珍事に興味を覚え、
ババはんの証言を元に、
現地調査に赴いた。

そして、
結果を得た。

当時、
ババはんのメロン畑の裏側の林の奥に、
チンケな一軒家があった。
そこの一家の長男が、
地元の大手スーパーに勤めていた。
そして、
菓子パンコーナーの係やった。
が、
酷いバセドウ病やった。
なのに、
ババはんの息子は、
「デメキン玉」とあだ名して小馬鹿にした。
ババはんも一緒に嘲笑った。

事件の前日、
この男はスーパーを辞めて、
大型トラックに何かを詰め込んで、
実家を後にして、
そのまま消息不明となる。
尚、
この男(デメキン玉)は、
パンの仕入れ先から、
異常な数のメロンパンを仕入れてもいた。

道頓堀川痴歩は、
この男(デメキン玉)の家が、
阿波(あわ)という姓であり、
長男の名は、
照奈(てるな)であることを突き止めた。

つまり、
ババはんが、
あの畑で取り乱していた頃、
阿波照奈(あわてるな)と同じ職場の兄ちゃんが来た時、
「誰がこんなことを🤬⁉️」と叫んだ際、
兄ちゃんは、
「あわてるな‼️」と犯人の名を告白していたことになる。

ババはんはショックやった🤯
阿波照奈(あわてるな)の家は、
メロン畑の裏でありながらも、
隣村に位置する。
その盲点もさることながら、
ナンと、
みんな犯人を知ってて、
庇っていたことの盲点😩
そして今騒いでも、
法的には時効になることの盲点😩😩
なによりも、
スーパーの兄ちゃんの「あわてるな‼️」と怒声が、
犯人の阿波照奈(あわてるな)やったことの盲点😩😩😩

道頓堀川痴歩は、
地域の人たちとの交流の尊さを訴え、
俺らの元から、
歩き去って行った。

道頓堀川痴歩。
また、
この男に、
教えられた。



春になったら😦

2021-03-24 00:36:00 | 日記




この春で、
会社に入社して2年目のシュウジは、
営業事務してるモテ系オンナのクミにゾッコン😘
クミのことばかり考え、
マスネタにまでしていた。

ある日、
我慢出来なくなり、
クミにお付き合い嘆願🙏
「あなたしか目に入りません!あなた無しの日常とかあり得ません!」と言うと、
クミはクスっと笑い、
「みんなそう言うんだよ」とかわいく言う。
シュウジは、
「俺はみんなとは違います!!」と声を荒げた!
クミは、
「その言葉も、みんな言っちゃうの」と反論する。
シュウジは後に引けなかったから、
どんな条件でも飲むと強気になり、
「俺を試してください‼️」と強く言った!
クミは、
「じゃあ、あたしの大好きなおじさんと喫茶店で待ち合わせましょう!おじさんに気に入られたら、あなたを信じちゃう」
と、
言うので、
シュウジは、
クミの申し入れを受けた。

週末の土曜日。
とある喫茶店のボックス席に、
シュウジは座っていた。

約束の昼3時になっても、
クミの姿はない。
「謀られた」と思って黙ギレしていたところに、
隣のボックス席から、
男の手が伸びてシュウジの手を掴んだ😱
驚いているところに、
クミと、
シュウジの手を掴んだホモクロが現れた。
クミは元気に「コンチワ!!」と声掛け。
ホモクロは手を離さずに、
「姪から手を振っていいと言われてますので、甘えさせていただきました」と照れながら話す。
固まってしまったシュウジに気付き、
クミは、
「おいさん。手を離しなさい」と言った。
ホモクロは、
「はあ😍」と答えて、
手を離した。

シュウジはホモクロに、
「言いにくいんですけど、クミさんのこと好きです」と言うと、
ホモクロは、
「わたしはあなたが好き💝」と答えた。
シュウジが戸惑っていたところに、
注文していたレモンスカッシュがきた。
シュウジがストローを入れると、
ホモクロもストロー入れたので、
シュウジは驚いて、
「駄目です👎コロナになりますよ😠」と言うと、
ホモクロは、
「あなたとなら、コロナになってもいい」と言って目を閉じた。

シュウジは立ち上がってクミに、
「ごめんなさい🙇‍♂️俺、行きます」と言うと、
クミは寂しげに、
「みんな言うんだよ」と答えた。
ホモクロはシュウジに、
「毎晩、あなたの幻を抱いて寝ます」と言った。

シュウジは顔面蒼白に店を後にした。

シュウジは自分の春がめぐるのは100万年後やと、
自虐的思考に苦笑いした😿