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茨城県に住んでた、
知り合いの性格の悪いババはんの話。
ババはんは、
地元でも有名に近いメロン栽培農家やった。
が、
そのことを鼻にかけて威張りまくり、
よそのところのメロンは腐っているとまで言って、
小馬鹿にした。
ご近所の農家は、
ババはんのところの不幸を神仏に願っていた🙏
そんな折、
メロン収穫の日が来た。
ババはんが、
メロンを獲りに畑に来るや否や、
超なガク(愕)😱💯が入った‼️
ナンと👁
畑に植えてたはずのメロンが一つもなく、
代わりに、
メロンパンがそれぞれ置かれていた。
そこに、
地元にひとつしかない、
大手スーパーの兄ちゃんが、
たまたま畑の横を通りがかっていたので、
ババはんは取り乱し、
「誰がこんなことを🤬⁉️」と叫んだ!
兄ちゃんは、
「あわてるな‼️」と叫んで、
歩き去って行った。
このババはんのミョーに映えまくる珍事は、
ご近所の心に喜びを与え、
「植えたメロンがメロンパンになった」と冷やかし、
ご当地ソングにする話しにまで発展しつつも----
時は20年を経て、
現在に至る。
俺は、
この珍事を、
自称名探偵、道頓堀川痴歩に話した。
道頓堀川痴歩は、
この迷宮入りメロン畑の珍事に興味を覚え、
ババはんの証言を元に、
現地調査に赴いた。
そして、
結果を得た。
当時、
ババはんのメロン畑の裏側の林の奥に、
チンケな一軒家があった。
そこの一家の長男が、
地元の大手スーパーに勤めていた。
そして、
菓子パンコーナーの係やった。
が、
酷いバセドウ病やった。
なのに、
ババはんの息子は、
「デメキン玉」とあだ名して小馬鹿にした。
ババはんも一緒に嘲笑った。
事件の前日、
この男はスーパーを辞めて、
大型トラックに何かを詰め込んで、
実家を後にして、
そのまま消息不明となる。
尚、
この男(デメキン玉)は、
パンの仕入れ先から、
異常な数のメロンパンを仕入れてもいた。
道頓堀川痴歩は、
この男(デメキン玉)の家が、
阿波(あわ)という姓であり、
長男の名は、
照奈(てるな)であることを突き止めた。
つまり、
ババはんが、
あの畑で取り乱していた頃、
阿波照奈(あわてるな)と同じ職場の兄ちゃんが来た時、
「誰がこんなことを🤬⁉️」と叫んだ際、
兄ちゃんは、
「あわてるな‼️」と犯人の名を告白していたことになる。
ババはんはショックやった🤯
阿波照奈(あわてるな)の家は、
メロン畑の裏でありながらも、
隣村に位置する。
その盲点もさることながら、
ナンと、
みんな犯人を知ってて、
庇っていたことの盲点😩
そして今騒いでも、
法的には時効になることの盲点😩😩
なによりも、
スーパーの兄ちゃんの「あわてるな‼️」と怒声が、
犯人の阿波照奈(あわてるな)やったことの盲点😩😩😩
道頓堀川痴歩は、
地域の人たちとの交流の尊さを訴え、
俺らの元から、
歩き去って行った。
道頓堀川痴歩。
また、
この男に、
教えられた。