
レフティはサイアクと思いながらも、
夜10時の電車に乗っていた。
やって、
2日連続の夜遊びやったから。
車内は混むほどやなかったけど、
この時間としては、
乗客が多かった。
停車駅に電車が停まると、
泥酔した千鳥足のハゲおやじが入って来た。
そして、
「酒🍶持って来い‼️」と叫んだので、
乗客たちは一瞬顔を上げた。
が、
すぐに目を逸らして、
各々の時間に過ごした。
ところがレフティは、
目を逸らさずにおやじを見つめていたので、
おやじはドスを効かせて、
「お前、メンチ切ったろ⁉️」と言った。
レフティは、
「はい。昼に母さんが作ったメンチカツを切って父さんに渡しました」と答えた。
車内は大爆笑に包まれた😆😆😆
おやじは自分の頭を叩きながら、
「相当酔った。家に帰れば二日酔いやと言われるやろう」と言うと、
レフティも、
「ぼくも2日連ちゃんで遊んだから、家に帰れば二日悪いと言われるかもです」と答えた。
車内は大爆笑に包まれた😆😆😆
おやじは頭を押さえ、
「頭が重い」と苦しそうに言った。
レフティは心配そうに、
「頭の中のキャッシュを削除してストレージに余裕を持たせたらいいですよ」と言った。
車内は大爆笑に包まれた😆😆😆
ここで電車は停車駅に停まった。
おやじは千鳥足で出て行こうとしたが、
レフティの肩を叩いて、
「あんたのことは忘れへん。酔っても記憶力ありますさかい」と言うと、
レフティは、
「ぼくはあなたのことを忘れます。若年性アルツハイマー予備軍だと父親に言われましたから」と答えた。
車内は大爆笑に包まれた😆😆😆
そして、
千鳥足でホームを歩くおやじをよそに、
電車は動き出した。