
華道の60代師匠の女性が美容室に行った。
数時間後に迫る、
作品発表会の為やった。
この華道の師匠は、
見事なヘアースタイルでいつもキメることで知られていた。
そして、
この日は、
オードリー・ヘプバーン風に整えた髪型にした。
華道の師匠が、
ヘプバーンヘアーで会場へと歩いていく途中、
近くに落雷⚡️があった。
そのせいで、
ほんのちびっとの電気が発生して、
華道の師匠のヘプバーンヘアーをアフロヘアーにしてしまった。
当然、
華道の師匠が、
この事実を知るよしもなかった。
会場に着くと、
華道の師匠は、
エレガントなヘプバーンヘアーで、
作品発表会参加者のため息😮💨を期待したが、
全員、
ガク(愕)😱が入ってしまった❗️
その時、
参加者のひとりのホモクロが、
「ナンテ素晴らしいことでしょう😍師匠様のヘアーはおヨーロッパ流行のプロヴァンスの風でキメられておいでです!」と大声出した。
全員、
ナンのことかと思い巡らしていると、
ホモクロは、
「おフランスのプロヴァンスに吹く風は、キノコ風と言われ、真ん中の地点から周囲に丸く広がって吹き付けるのです。このプロヴァンスの風を師匠様はヘアースタイルで表現なさっておいでなのです」と言うと、
参加者全員は歓声を上げて、
「さすがは師匠様ですわ!」とほめまくった。
華道の師匠は、
意味がわからなかったが、
みんなにほめまくられるので、
すなおに喜んだ。
が、
後で、
鏡台の前に立った時、
ヘプバーンヘアーがアフロヘアーになってたことに気づいた。
そして、
その場しのぎのデタラメで自分を助けたホモクロに、
感謝した。