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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

エジプトで大切にされたネコ

2016年04月02日 | 日記

 

エジプト王朝の時代に、ネコはリビアヤマネコをもとに改良され、イエネコになったといわれています。

エジプト王朝の時代では、ネコは太陽と関係ある動物として、神様扱いもされました。

ネコの死体もミイラにされ、王家の人と同様に大切に保存されました。

 ミイラにされたネコ(カラパイアより)


エジプトの当時の宗教は、太陽をあがめる宗教だったのです。そして、エジプトの王ファラオは、太陽の象徴でありました。

当時は地球は真っ平らなものと考えられ、太陽は西の地平線に沈むと、地中を通って、

また東の方に回って出てくるものと考えられていたわけです。

エジプトの東はサウジアラビアの大地で、西はサハラ砂漠です。

このため、スカラベと呼ばれる「フンコロガシ」は西の果ての地中に潜った太陽を東の方に運ぶ

役をやっているとも考えられ、聖なる昆虫になっています。

スカラベは丸い糞玉を遠くまで転がして行き、地中に埋める(卵を産むため)姿が、太陽を運んで、地下に入れていると思われたのです。

それでは、ネコはどうして太陽と関係があるの?とお思いですね。

  太陽を目に宿した?ちゃーちゃん


ネコは、夜になると、目が不気味に光り出します。

エジプトの人たちは、太陽は、夜の間、ネコの瞳に入って休んでいるとも考えたんです。

ヨーロッパの中世には、ネコのこの夜に不気味に光る目と、

繁殖期に叫ぶ声を恐れて、魔女の使いといわれだし、

キリスト教からの迫害を受けてしまうのですが、エジプト時代の人々は、この目の光を見て、

ネコを太陽に関係のある動物として、あがめるようになったのです。これは本当の話です。