ニャンコだいすき!

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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ネコの時間

2016年06月16日 | 日記

「ゾウの時間・ネズミの時間」本川達雄 中公新書 という本がありましたが、

この本、面白かったです。

結局すべてのいきものは、心臓を15億回打って止まる(死ぬ)という説です。

ネズミは1回のドキンに0.1秒、ゾウは3秒かかるので、15億回打つには、ネズミは2〜3年、ゾウは70年

という寿命が出てくるのだそうです。人間は1秒、ネコは0.3秒です。

ということは、人間は20数年、ネコは6〜9年になりますね。

人間の場合、医学の発達、十分な食料などでどんどん寿命が延びて80歳にまでなりました。

しかし、縄文時代はせいぜい30年以下だったそうです。

ネコも野良ネコなんかすごく短いですね。

まして獲物を追って生きている時代は野良ネコよりさらに短かったのではないですかね。

人間でもスポーツ選手は心臓を酷使してますから、やはり普通の人より短いです。

私はもう15億回は打っているので、もう余録の人生です。

ちゃーちゃんは、のんびり暮らしているので20年近く生きるかもしれません?

でも、最近太り気味のメタボ病で20年は無理かな?

私もネコのことばかり言っていられない、体重を減らせねば・・・

 

 


ネコのシャンプー

2016年06月15日 | 日記

 

    先代のチョロのシャンプーが終わったあと毛が全て皮膚にくっついてしまっている。

 

ネコの先祖に近いと思われているリビアヤマネコは乾燥地帯の出身である。

従って、常に乾燥したところで暮らすように体が適応していった。

毛の構造もよくネコ毛といわれるように、毛が柔らかく細く、水に濡れるとぺったりと皮膚にくっついてしまう。

イヌの毛は二重構造になっいて、水に濡れても肌にまで水が付かない仕組みになっている。

雨が多く、寒い時期がある温帯から寒帯に生息していたイヌの先祖に近いオオカミは寒さにも強く、

水にも強い毛並みなのだ。

ネコの先祖は毛が濡れることのない乾燥地帯にいたため、毛が水に抵抗する仕組みがないのだ。

だから、ネコをシャンプーなんかしてやると、毛が体に張り付いてしまうため、

えらく体が小さくなってしまうように見える。

ネコの先祖が住んでいた砂漠地帯は昼暑く、夜は極端に冷える。

もしからだが濡れたままだと、体が冷え切って死んでしまうこともある。

こんな毛の性質と、環境への適応で、体が濡れるのを極端にいやがるのだ。

もっともネコ科の仲間は、世界中の至る所に進出し、それぞれの環境に適応しているので、水が大好きなネコ科動物もいる。 

ところが、うちのちゃーちゃんは濡れるのも平気ですね。

変わったネコです。水たまりも平気で歩いて行ってしまうし、雨で濡れても知らん顔。

ちょっと変わったネコです。シャンプーは嫌いで、抵抗がすごいです。


ネコのスリスリ

2016年06月13日 | 日記

ネコは、帰宅したときや朝の出会いのときなど、飼い主に体をこすりつけてきます。

いわゆる「すりすり」です。これは自分の匂いを大好きな飼い主にこすりつける行動です。

とくに夜帰ったお父さんなどに念入りにスリスリします。

ネコには臭腺という、そのネコの固有の匂いを発散する部分がいろいろな箇所にあります。

口の周辺やあごや尻尾の付け根などです。スリスリしているときは、必ずこの部分をこすりつけています。

ネコは自分の気に入った物に自分の匂いをいやというほどこすりつけて、

これは私の所有物ですと主張しているのです。

人間にはほとんど臭いませんのでわかりにくいですが、ネコは自分の匂いを付けることで

これは自分の気に入った物であると、他のネコにも知らせるわけです。

また自分の匂いが強いときは安心もするのです。

飼い主はそれがよく分からず、親愛なる挨拶と受け取っているわけです。

よそで強い匂いを付けて帰ってきたお父さんは、とくに念入りに自分の匂い付けを行うのです。

 酔っ払って帰ったお父さんは、「そんなにべたべたするなよ、も~~う!」なんて鼻の下を伸ばして、

よく行くバーのおねえさんの甘えと同じと思っているのです。

ネコの所有物としての匂い付けとも知らずに・・・・この誤解はお互いに何ら支障をきたしませんがね。

知らない方が幸せだったかな?


野ネコ

2016年06月12日 | 日記

 

むかし、キタキツネの研究、写真集で有名な竹田津実先生とお話しする機会がありました。

そのとき、最近こんな写真を撮っているだよと、北海道の牧場に住む野良ネコの写真を見せてもらいました。

先生は、これらの野良ネコのことについて次のような話をしてくれました。

 

北海道の野良ネコは「野ネコ」なんだ。いわゆる野良と違うんだよ。

基本的には春から秋まではほとんど野生のネコみたいに人に頼らず生きていて、野ネコの暮らしをしているんだ。

冬だけださすがに獲物が捕れず、牧場の牛舎に集まってきて冬を越すんだ。

そのときはネコ同士は暖を取るため固まって寝るのさ。

そして、その間は牧場の人が牛乳などのエサをやるの。

牧場の人は、牛舎に貯えてある牛のエサを、ネズミからネコが守ってくれるのでお互いギブアンドテイクの関係なのさ。

北海道の野ネコの写真集もだしたいね。単なる野良ネコでないところが面白いよね・・・

 

私はもう定年間際だったので、その本作りをプロデュースできなかったですが、その後どうなったか?

野ネコのときの生態写真が難しいと言っていましたが。

しかし、ネコも順応性があるというか、なかなか賢いですね。

 


黒シャム

2016年06月11日 | 日記

      家に来たばかりのときのちゃーちゃん。ちゃんと白いところがたくさんあります。

 

シャム猫は、生まれたときは真っ白です。

次第に足の先、尾の先、耳の先など体の各先端部が黒くなってきます。

これはその部分が他より冷やされて、黒い色素が毛の中にできてくるからだそうです。

寒い地域で育ったシャムは先端部だけでなく、全体に黒ずんできます。

逆に暑い地域で育ったシャムは、いつまでも全身が白く、ポイントが出てこないそうです。

ちゃーちゃんはまさに寒い地域で育ったシャム猫の色ですね。全身黒くなってきました。

これはシャム猫ではないのかな?なんて本気で思いましたが、

住んでる地域の気温に影響されるということなのですね。

でも先代のチョロはここまで黒くならなかったですが・・・?

最近、アメリカで品種改良された、スマートで足の長いシャムが増えていますが、アメリカ人好みの体型なのでしょうね。

私は、やはり、もともとのタイにいたシャムの短足寸胴、丸顔の方がシャムらしいと思いますが、どうでしょう?

ポイントの色も様々あります。ブルー、シール、ライラック、チョコレート、レッドなどです。

  最近のちゃーちゃん、黒猫?と見違えるばかりです。寒さに敏感なのかな。

 

 

 

 


猫の目と時刻

2016年06月10日 | 日記

 

    お昼時の目

時計がない頃の昔の人は、猫の目のひとみの大きさで時刻を知ったそうです。

お昼の12時頃が一番細く、針状。10時と2時は柿の種。朝の8時と夕方の4時は卵状。

早朝の6時と夕方の6時は丸い。ということで昼間のだいたいの時刻を猫の瞳の大きさで判断していたとか。

これは季節や天候で違ってくるので、あくまでも春と秋の晴れの日の野外に限られますね。

真昼でも屋内の暗がりにいるときの猫の瞳は針状ではなく、大きくなっています。

しかし、時計のない時代は、条件さえ揃えば、かなり信頼の置ける「猫の目時計」として役に立ってたと思われます。

ただ、猫も感情の変化に応じて、明るさと関係なく瞳の大きさが変わることがあります。

このへんも考慮に入れないと・・・

最近のカメラは性能がよく、夕方の薄暗いときでも昼間のようにきれいに撮れます。

でも、その中に猫の目が写っていれば、これは夕方ですね!と分かりますね。

犯罪者のアリバイ工作の証拠写真もこんな所から、崩れていったりして・・・

  夜の目

 

 


黒猫が前を横切ると・・・

2016年06月08日 | 日記

「黒猫が前を横切ると悪いことが起きる」というのは、

ヨーロッパのキリスト教の魔女伝説から来た迷信で、黒猫は魔女の使いという迷信から来ています。

そんな迷信のため、ヨーロッパでは魔女狩りが盛んなときに、黒猫に限らず、猫がずいぶん殺されました。

今でもイタリアでは黒猫を嫌って、黒猫が生まれると殺処分するということです。

日本や中国では逆に黒猫は幸福を呼ぶ猫といわれています。

私がこどもの頃、家にいたネコは黒猫と赤トラでした。

毎日のように私の前を黒猫が横切っていたわけです。

べつに悪いことも起こらず平穏に暮らしていました。

宗教から来る迷信って根深いものがあります。今でも信じている人が結構いますから。

キリスト教徒でもない人でも、魔女は信じなくなったけど、黒猫が・・・というのは結構信じていますね。

黒猫が悪いことをもたらすとしたら、クロネコヤマトはどうなっちゃうんですか!?笑

黒猫は精悍な感じがしますし、目が金色だったりして、かっこう良いですよね。

そういえば、ヨーロッパの猫の品種で黒猫は少ないような気がしますね。

調べたことがないので気がするだけですが・・・

 

 

 

 


みさおとふくまる

2016年06月07日 | 日記

   写真集から白猫が「ふくまる」、飼い主のおばあちゃんが「みさお」です。

「みさおとふくまる」リトルモア出版 という伊原美代子さんの写真集があります。

この写真が素晴らしいです。見ているとほのぼのしてきて、次第に胸が熱くなってきます。

ネコへの愛情、ネコからの愛情がひしひしと伝わってくる写真です。

ネコ好きの方には絶対見てもらいたいですね。海外でも評判になったとか。

私はたまたま、以前(もう5年前)新宿の写真展で見ました。そして写真集も買ってしまいました。

とりあえずネット(下にURLを貼り付けました)で写真集の一部の写真が出ていますので、見てください。

この女性写真家のみさおおばあちゃんとその飼い猫ふくまるの写真です。

ふくまるはオッドアイなので耳が聞こえません。

おばあちゃんも歳のせいで耳が遠くなっているそうです。

耳の聞こえない同志のボディランゲージ、いいな~~。

何度見てもいい写真です!!

http://youpouch.com/2012/11/16/91922/


URLが一番下になってしまったけど、必ず見てください。写真は下の方に10枚ほど繋がって出てきます。

ずーっと下までみてくださいね。写真集にはもっとたくさんいい写真がは入っていますよ。

ぜひ買ってください。私はたんなるファンです。


 

追伸:いまはどうしているのかな?とググってみたら、なんと、残念ながら、ふくまるは1年前になくなってしまったそうです。

   しかも2月22日のネコの日にです。11歳だったそうです。伊原さんは1周忌まで、だまっていたそうです。合掌。

   みさおおばあちゃんは91歳で今も元気だそうです。写真を見たら泣けてきました・・・・最近涙もろくて・・・


ネコの砂かけトイレ

2016年06月06日 | 日記

著名な動物学者デスモンド・モリスは、ネコが自分の糞尿に砂をかけ無いことがあるが、

それは、そのネコがほかのネコに対して、自分の優位を主張しているという説を述べています。

多頭飼いをしている人の証言はどうなのでしょうか?優位のネコはわざと砂をかけないというのです。

彼はいつも世間的に評判になる説を流し、世間の注目を浴びていました。面白い説を意図的に流すのでは?と思ったりします。

イギリスはダーウイン以来、伝統的に生物学の研究は世界のトップクラスです。

ダーウインの「種の起源」を読んだことがありますが、すごいですね。ここまでやるのか!というほど事実を積み重ねて実証してゆきます。

でも文章に切れ目がなくて読みづらいです。翻訳が悪いのか?と思ったのですが、翻訳者も文章が切れ目がなくて訳しにくいと書いていました。

その伝統をくんで、デスモンド・モリスもじつにいろいろな事例を引き合いに出して実証してゆきます。

でも、もともとネコは単独生活者で、べつにほかのネコに優位を示す必要はなかったのではないかと思います。

ちゃーちゃんを見ていて、砂をかけないときは、トイレが汚れてきたときで、「早く掃除してくれ!」という感じで砂かけをしないことがあります。

トイレがきれいなときは、実に丁寧に砂をかけています。

実例観察が乏しいのでこれだけで結論を導くのは危険ですが、

砂かけをしないのは、あきらかにトイレを掃除しろと飼い主に伝えるための行動と思います。

うちは、ほかにネコはいないですし、トイレがきれいな限り砂かけはしています。

みなさんに家はどうなんでしょう。とくに多頭飼いの家は?

 


ネコの最後の晩餐

2016年06月05日 | 日記

      ▲亡くなる1週間前のチョロ姿、やせ細っています。ガンだったのかもしれません?

 

先代のチョロは20歳まで生きました。

とても自己管理の厳しいネコで、食べ過ぎないように自分でいつも節制している感じでした。

アジ釣りに行って、たくさんアジを釣ってきたときも、有り余るアジの細切れを腹一杯食べることはなかったです。

新鮮なアジの切り身が大好きでしたが、山盛りあっても、必要なだけ食べると、ぴたっと食べるのを止めるのです。

したがって、いつもスマートで運動能力も衰えませんでした。

これは正直、尊敬してしまいました。

ごちそうが出ると、腹一杯動けなくなるまで食べてしまう私には真似できないことでした。

20歳になっても、惚けることもなくシャンとしていました。

20歳を過ぎて、半年経つたころ、急に食欲がなくなり、食事を食べなくなってきました。

心配して獣医に診せたら、腸が詰まっているようなこといわれ、摘便などしてもらったのですが、

あまりよくならなかったです。よし、それならとチョロの大好きなアジを食わせてやろうと、

アジ釣りに行って、大漁だったアジをたたきにしてやったら、

あれほど食べるのをいやがっていたのに、はぐはぐ食べてくれました。しかも腹一杯!

これで、元気になるに違いないと思ったのですが、なんと数日後に息を引き取りました。

もう自分は死ぬというのをわかっていたのですね。私に感謝してアジを無理して食べてくれたのかもしれません。

信じられないかもしれませんが、そういうことを考えるネコだったのです。

アジのたたきが最後の晩餐だったのです。とても静かな苦しまない最後でした。