▲ 首輪と鈴をつけていたころのちゃーちゃん
イソップ寓話に「ネコの首に鈴」という話がある。ネコに仲間のネズミが次々捕られてしまうの
で、みんなで集まって相談し、ネコから身を守るには、ネコの首に鈴をつけるのがいい。そうすれ
ばネコが近づいてくれば分かるので、逃げられる。それが良いということになったが、ネコの首に
鈴をつけに行くという、危険な事を引き受けるネズミは1匹もいなかったという話。
この話の類義語に「机上のプラン」「言うは易く行うは難し」とあった。そうだったのか。
ところで、ネコの首の鈴を付けるのは、ネコにとっては非常に迷惑なことのようだ。
耳の感度が非常によい猫にとって、耳元でチリンチリンする音は”耳障り”以外なのものでもない。
うっとうしいはずだ。実際、鈴をつけないで育てたネコに途中で鈴をつけると、
なかにはノイローゼ気味になるネコもいるそうだ。
自由に外でネズミなどの獲物を狩るネコだったら、獲物を逃がしてやるためのもので、
ネコにとってはなんの役に立たない。
ちゃーちゃんの首輪を取ってしまってからもうずいぶん経つ。
首輪も鈴もつけていない。それの方がなんか猫らしくて良いと思う。
そう思うのはわたしだけかな?
▲首輪も鈴もつけていない最近のデブのちゃーちゃん。なんか貫禄が出てきたな。